Aston Martin DB11 Volante 冷却水漏れ修理
アストンマーティン DB11 ヴォランテ
冷却水漏れ修理のためご入庫いただきました。

DB11には4.0L V8エンジン搭載モデルと5.2L V12エンジン搭載モデルの2種類が存在します。
こちらの車両はV8エンジン搭載モデルです。
ご入庫後は整備ブースへ車両を移動、冷却水漏れ箇所を特定します。

冷却水経路に圧力がかかる状態にすると車両後方より冷却水漏れを確認、床にまで垂れてきてしまいました。

車両後方、トランスアクスル下部のアンダーカバーにも冷却水が漏れた跡が見受けられます。

アンダーカバーを取り外し、各部を目視点検。
樹脂製カバーから冷却水が漏れておりました。
DB11はトランスアクスル内部に冷却水経路が設けてあり、経路を密閉する蓋の役割を果たす部品の劣化で冷却水が漏れる事例が確認されております。
比較的広い面積を樹脂製のプレートで蓋をする形になっておりますので、新品に交換しても短期間で冷却水漏れが再発してしまう場合もあるようです。
トランスアクスルからの冷却水漏れにつきましてはV8エンジン搭載モデルのDB11に散見されます。
お客様へ状況をご案内、純正新品部品を取り寄せ交換させていただきました。


車両から取り外した樹脂製カバーには歪みが見受けられました。
車両から発せられる熱の影響でカバーに歪みが発生、シール不良を起こし冷却水が漏れたのでしょう。
今回は純正品を取り寄せ、交換の運びとなりましたが、当店ではこの樹脂製カバーをアルミ削り出しでワンオフ制作した実績がございます。
詳細につきましては下記ブログをご覧くださいませ。


上記写真、右側が当店がワンオフ制作したトランスアクスルカバーです。
樹脂製の純正品に対しこちらはアルミ製ですので熱害に強く、冷却水漏れのリスクも最小限に抑えられます。
部品交換後は不足分の冷却水を補充し、再度冷却水経路に圧力をかけて冷却水漏れのチェックを実施。
修理箇所、及び冷却水経路全体に問題がないことを確認し、修理完了とさせていただきました。

冷却水が漏れるとエンジンが冷却されずオーバーヒート、最悪の場合エンジン破損に繋がるリスクもございます。
昨今はアンダーカバーでフロア一面が覆われている車両も一般的になってきているため、定期点検等で整備工場にご入庫いただいて初めて油脂類の漏れに気付かれるケースも珍しくありません。
不具合はできる限り初期症状の段階で対処すれば、修理にかかる費用も抑えられる傾向にございます。
最低限、一年毎に定期点検をお受けいただくこと、また車両に違和感を感じた場合はそのままにせず、整備工場へご入庫いただき点検をお受けいただくことをおすすめさせていただきます。
定期点検、車検、各種不具合修理をご用命の際は国の認証を受けております当店をぜひご利用くださいませ。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
Valuence AUTOMOTIVE YOKOHAMA
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