フェラーリ F355
ピニンファリーナが手掛けたスタイリングは、先代モデルにあたる348の直線的なデザインを受け継ぎながら、より滑らかな曲面と洗練されたプロポーションへと昇華。
そのエレガントな佇まいは、1994年のジュネーブモーターショーでの華々しいデビュー以来、時代を超えて多くの人々を魅了し続けています。

今回は車検整備、並びに更新をご用命いただき、ご入庫の運びとなりました。

ご入庫後は車両各部の状態を確認するためにロードテストを実施。
ロードテスト中の信号待ち時にアイドリング回転数のバラつきを確認しました。
ロードテスト後は車両を整備ブースへ移動、法定点検項目に沿って受入検査を実施します。

車両に外部診断機を接続、各種情報を読み取ります。
当車両は後期型の「XRシャーシ」と通称されるモデルです。
前期/中期モデルにはBosch製「Motronic2.7」と呼称されるエンジンマネージメントシステムが搭載されています。
対して後期モデルには「Motronic5.2」と呼称されるマネージメントシステムが搭載されており、OBD(On-Board Diagnostics)に対応。外部診断機で各種故障コードを読み取れるようになりました。
メータークラスター上でエンジンチェックランプは点灯していませんでしたが、エンジンのノッキングを検知するためのセンサー「ノックセンサー」異常のコードが入力されていました。
ロードテスト中に感じ取れたアイドリング回転数のバラつきはこれが原因の可能性が高いと考えます。

車両をリフトアップし、下まわりを検査します。
フロア全体をアンダーカバーで覆う「フルボディ・アンダートレイ」を始めて採用したフェラーリがF355になります。

F355はリアディフューザーをはじめとするアンダーボディの空力設計が徹底され、当時のフェラーリとしては異例とも言えるCd値0.33を実現。
美しいスタイリングの裏側で空力設計が徹底され、現代フェラーリへと続く空力思想の出発点とも言えるモデルでもあります。

アンダートレイ、及びフェンダーライナーを取り外します。



F1マチック制御用のバルブボディはフルード漏れ、滲みも見受けられず良好な状態です。

エンジンヘッドカバーガスケット、及びエンジン各部からの油脂類漏れ、滲みも見受けられず状態良好。

F355のウィークポイントとも言えるドライブシャフトブーツ。
インナーブーツ周辺には遮熱板が取り付けられていますが、効果は微々たるもの。
エンジンから発せられる熱でブーツが損傷していることが多々見受けられます。
ブーツが損傷すると内部のグリスが流れ出てしまい、最悪の場合ドライブシャフトが破損してしまいます。
不具合は早期に発見し、対処すれば車両へのダメージも最小限に抑えられます。
そのためにも年に1度は整備工場へご入庫いただき、法定点検をお受けいただくことをおすすめさせていただきます。

インナー側、及びアウター側共にドライブシャフトブーツの損傷は見受けられず、良好な状態をキープしていました。


前後ブレーキ点検。
パッド、及びディスクローターに摩耗は見受けられず状態は良好です。

ブレーキフルード点検。
大幅な劣化は見受けられませんでしたが、今回は車検整備ですので定期交換をおすすめさせていただきます。

エアクリーナーエレメント点検。
劣化は見受けられませんでしたので今回はエレメント清掃にて様子見とさせていただきます。

バッテリー点検。
F355のバッテリーは右フロントタイヤ、及びフェンダーライナーを取り外さなければアクセスできません。
バッテリー上がりを未然に防ぎ、快適にお乗りいただくためにも、定期的な点検・交換をおすすめさせていただきます。

従来のバッテリーテスターは、バッテリーの状態を点検する際に強い負荷をかけてしまいます。
当店はバッテリーに負荷をかけることなく状態を点検することが可能なMIDTRONICS(ミドトロニクス)社のテスターを採用しております。
バッテリーの表面上の状態しか点検できないテスターとは違い、バッテリー内部の状態、健全性等の深部まで点検した結果がわかります。
日頃より安心してお車をお乗りいただくためにも、確実な点検結果をご提供できるよう適切な機材を取り揃えております。
バッテリー点検結果は良好、今回は充電にて様子見とさせていただきます。
車両各部の点検結果をもとに作成したお見積りをお客様へご案内し、車検整備の方向性をヒアリング。
整備内容をご指示いただきました後に、整備作業着工とさせていただきました。


リムの一部が損傷したホイール。
今回の整備と併せてリペアをご用命いただきました。

タイヤホイールをタイヤチェンジャーへセット。
タイヤとホイールを分離します。


分離後、ホイールリペア作業にあたります。
仕上がりまでに時間を要しますので、車両の各種整備作業を進めます。

故障コードが入力されていた原因のノックセンサー交換作業にあたります。
F355のノックセンサーはエンジンVバンク間、ヒートエクスチェンジャーの下側に2個取付けられています。
赤丸部分の冷却水エキスパンションタンクを取り外し、Vバンク間へアクセス。

ノックセンサーは故障すると車両の点火制御に悪影響を与えます。
また今回のように「故障コードは入力されるがエンジンチェックランプは点灯しない」といった、車両側がドライバーへ異常を知らせないケースもございます。
F355のように電子制御が導入され始めた過渡期に生産された車両は、整備士の知識と経験に基づく診断が重要と考えます。

ノックセンサー交換後は故障コードも入力されず、正常な状態になりました。

次にエンジンオイルを交換します。
F355のエンジンオイル潤滑方式はドライサンプ式のため、エンジンオイルドレンが2か所存在します。

エンジン側、サンプタンク側からエンジンオイルを排出します。

併せてエンジンオイルエレメントも交換。

エンジンオイル新旧比較。
年間の走行距離が浅くとも、1年毎のエンジンオイル、及びオイルエレメント交換をおすすめさせていただきます。

新しく注入するエンジンオイルはWAKO’S 「Euro Touring」をチョイス。
F355の要求する性能を満たしている全化学合成エンジンオイルです。

ブレーキフルード交換。

ブレーキフルード新旧比較。
ブレーキフルードはブレーキペダルの踏力を各ブレーキキャリパーへ伝達する重要な役割を担う部品です。
劣化が進行するとブレーキペダルタッチや、制動能力の悪化に繋がりますので、定期的な交換をおすすめさせていただきます。

現車付きのタイヤは経年劣化が見受けられましたので、新品に交換いたします。
今回組付けるタイヤは「MICHELIN PILOT SPORT 4S」 をチョイス。
PILOT SPORT 4Sは高いグリップ性能と優れた安定性を両立したウルトラハイパフォーマンスタイヤです。
デュアルコンパウンド構造によってドライ・ウェットともに高い性能を発揮し、車両のポテンシャルを最大限引き出しながら日常域での快適性も確保。
多くのハイパフォーマンスモデルに純正採用されていることからも、その完成度の高さがうかがえます。

タイヤホイールをタイヤチェンジャーへセット。
タイヤをホイールから分離します。



タイヤ交換と併せてエアバルブも同時に交換。
指先程度のサイズと小さいですが、タイヤ内部の空気圧を保持する重要な部品です。

輸入車のホイールにはタイヤ空気圧を監視する「TPMS(Tire Pressure Monitoring System)センサー」が取り付けられているケースが多く、タイヤ交換時に破損のリスクもございます。
できる限りリスクを排除するべく、当店は高性能タイヤチェンジャーを導入しております。
タイヤ交換をご検討の際は、当店へお任せくださいませ。


ホイールリペアも完了、美しく仕上がりました。
F355はマグネシウムホイールを純正採用しています。そのためアルミホイールリペアと比較し高度な技術を要します。
当店ではアルミホイールをはじめ、マグネシウムホイールのように特殊な材質で製作されたホイールリペアも可能です。
こちらも同タイミングで新品タイヤを組付けます。

ホイール裏側に貼り付けられているバランスウエイト。
タイヤ交換時にはホイールバランス調整も実施しますので剥がします。

ウエイトを剥がしてホイールに残ってしまった粘着テープ部分も徹底的に除去します。

ホイール及びバランスウエイト張り付け部分清掃後。
当店では作業に付随する部分は可能な限り清掃をさせていただきます。

ホイールを取り外さなければ手が届かず、汚れが堆積してしまう箇所というのはどうしても発生してしまいます。

当店はホイール超音波洗浄機を導入しておりますので、ホイールの隅々まで徹底的に洗浄することが可能です。

専用の洗浄液でホイールを洗浄します。

超音波洗浄後はホイールを純水ですすぎ、残った洗浄液を洗い流します。

隅々まで綺麗に仕上がりました。

この状態を維持するためにホイールコーティングを施工します。
ブレーキダストがホイールに付着したままにしておくとダストが固着、洗車をしても落ちなくなってしまいます。

コーティングを施工することによりホイールへのダスト固着を防止、また付着したダストは洗車時に簡単に洗い流せるといったメリットがございます。

コーティングは妥協せず裏面まで徹底的に。

コーティング施工後は然るべき時間を置いて乾燥、被膜硬化させます。


表面は当然ながら、裏面も光沢のある仕上がりになりました。
ホイールが綺麗な車両は一段と美しく目に映るものです。
「オシャレは足元から」
これは自動車にも言えることではないでしょうか。


4輪ホイールバランス調整後、車両へ取付けます。

法定点検の際はブレーキやショックアブソーバー、サスペンションアーム等の足まわり部品に緩みがないか、工具を用いて点検いたします。


オーナー様に安心してお乗りいただけるよう、各部をしっかり点検させていただきます。

エアコンガスメンテナンスを実施。
F355はエアコンガスチャージバルブにアクセスするにはフロントフードトリムを取り外す必要がございます。

エアコンガス添加剤も併せて添加、エアコンシステム性能、及び内部保護性能向上を図ります。
定期的なエアコンガスのメンテナンスはエアコンの効きを最適化するだけでなく、システムの負担を減らし部品の故障リスクを低減する効果もございます。
エアコン関連は故障すると修理費用が高額になる傾向にありますので、予防整備として当店では定期的なエアコンガスメンテナンスをおすすめさせていただいております。
エアコンガスメンテナンスのみのご入庫も承りますので、当店へお気軽にお問い合わせくださいませ。


ワイパーラバーを交換。
ワイパーの拭き取り性能低下は雨天時の視界不良に繋がりますので、定期的な交換をおすすめさせていただきます。

キー電池、及び発煙筒を交換。

ヘッドライト光軸調整後、継続検査。
無事に車検更新が完了いたしました。

F355
当時、品質や完成度の面で厳しい評価を受けていたフェラーリにとって、このモデルはブランドの評価を大きく押し上げた重要な一台でもありました。
V8 3.5L 5バルブエンジン、洗練されたシャーシ、そしてピニンファリーナによる美しいデザイン。
それらすべてが高い次元で融合したF355は、多くの評論家から称賛され、フェラーリの名声を再び確かなものとしました。







法定点検、車検にてご入庫いただいた際は整備作業完了後に洗車をさせていただきます。
当店は純水器を導入しておりますので、デリケートなボディを痛める心配はございません。

整備作業後のロードテストではアイドリング回転数のバラつきも改善、滑らかなエンジンフィールになりました。
作業完了後に最終チェックを実施し車両全体に問題がないことを確認、整備完了とさせていただきました。
今日に至るまで時代を超えて多くの人々を魅了し続ける、1990年代フェラーリの象徴とも言えるF355
あの頃と変わらぬ官能的なエキゾーストサウンドを奏でられるよう、これからも我々が最善の整備をさせていただきます。
この度は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。
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Valuence AUTOMOTIVE YOKOHAMA
【横浜 新山下 工場】
〒231-0801
神奈川県横浜市中区新山下2-5-9
TEL: 0120-152-008
FAX: 045-264-7706
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【輸入車・国産車】アストンマーティン・フェラーリ・F355・F1マチック
車検・定期点検・一般整備・修理・鈑金・塗装・保険・代車貸出
フェラーリ360モデナ、車検にてご入庫いただきました。

車両のご購入直後に一度メンテナンスさせていただきましたが、車検のタイミングが来ましたのでご入庫いただきました。
今回はご用命としてエンジンチェックランプ点灯修理、マフラー純正戻し、ステアリングを切った際の異音修理、エアコン効き不良、ETC2.0取付け等をいただきました。
まず点検作業を進めます。
360モデナは空力性能向上の為フロアの大部分をフラット化しており、かなり大きなアンダーカバーが付いております。特にリヤのアンダーカバーは通常のリフトで上げてしまうとアンダーカバーをまたいでしまう状態となり、取り外せない状況となってしまいます。そのため点検前にまずアンダーカバーを全て取り外します。
実はこれだけでもかなりの時間を要します。
弊社ではタイヤごと上げることがリフトがございますので、まずタイヤを接地させたまま車両下部に入りアンダーカバーを取り外します。


アンダーカバーを取り外したら通常のリフトに移動し点検作業を開始します。
まずヘッドライトなどのライト関係の点灯状態、ウィンドウウォッシャー液の噴射状態、ワイパーの作動やふき取り状態、車両の各部車検不適合箇所が無いか点検していきます。
バッテリーをテスターにて点検します。

診断機にてエラーコードを確認します。

今回は多重失火と4番シリンダー排ガス異常のコードが確認できました。実際エンジンを始動すると正常時には無い振動が感じられ、エンジンが少しばらつきます。現象の確認とコードにより異常個所が判明しましたので診断作業を進めます。
3番と4番シリンダーのイグニッションコイルを入れ替えエンジンを始動します。
コードを確認すると変化がありませんでしたので、次はプラグを入れ替えてみます。
コードが3番へ移りました。
4番についていたプラグに異常があることが確認出来ました。

プラグは念のため8本全て交換をご提案します。
点火系については車輛の点検記録簿を確認するとイグニッションコイルの交換履歴は無かったので、今回イグニッションコイル交換もご提案しました。
中古車の場合、いつ頃どの箇所をどの程度整備したのかを把握するために記録簿が保管されていることは重要です。特にフェラーリなど通常の車両とは違う構造や部品を採用している車両は今後の整備の方針や維持を考える上で手掛かりになります。しかし記録簿が無かったとしても点検を実施し、現状で分かっている不具合個所や予防的な整備をしっかりすることで更なる不意な故障を予防可能ですので、ご予算に合わせ都度ご相談いただければと思います。出先でのトラブルを未然に防ぐためにも日頃の定期点検としっかりした品質の消耗品の交換は非常に重要です。
ブレーキフルードを点検します。

下回りを点検していきます。
点検でタイヤを外す際は必ず縦方向と横方向のガタを確認しますが、左フロントタイヤのガタを点検した際に横方向のガタがありました。さらに詳細に点検していくとタイロッドエンドにガタが確認出来ました。
ハンドルを切った際の異音についてはこのタイロッドエンドのガタが原因の可能性が高いと判断し、こちらも交換を提案いたします。

前方の下回りは冷却系、燃料計の配管、ハーネス関連には問題は有りませんでした。
ただ、サスペンションのショックアブソーバーに少々オイル漏れがあり、これについては修理をご提案させていただきます。
各輪ブレーキ残量を点検します。

エンジンルームの下回りについて点検するとオイル漏れが発見されました。漏れが軽度であることと、特定した箇所を単独で修理をするには取り外す部品が多く、費用が非常にかかってしまう想定が出来ます。タイミングベルト関連のためタイミングベルト交換時期に抱き合わせて同時にオイル漏れ修理を実施する方が費用を抑えることができるので、漏れの様子を見つつタイミングを見て修理を実施するご提案をさせていただきます。

エンジンルーム下からベルトの状態、各補器類の状態、配管、配線等を点検し、問題無いことを確認出来ました。
お客様より燃料タンク周りの配管や各接続の状況を確認してほしいとのご要望があり、燃料漏れの心配をされておりました。
エンジンの熱の影響と経年の劣化もありますので当然のご懸念と思います。
こちらも各部点検しましたが現状で問題がありそうな箇所は有りませんでした。
点検結果に基づき車検整備のお見積りをご案内いたします。
純正マフラーについては新品が廃番のため中古品をお客様が手配する運びとなりました。
見積に沿い、承諾をいただいた作業を進めて参ります。
チェックランプが点灯していた要因であるプラグと、予防的にイグニッションコイルを交換します。イグニッションコイルは持込となりました。



スパークプラグ、イグニッションコイル交換後エンジンを始動すると振動が消え、正常なエンジンの回転に戻りました。チェックランプの再点灯も無く症状が改善しました。
ガタが出ていたタイロッドエンドを交換します。

今回は社外品にて交換を実施しました。交換後はサイドスリップ調整と実走行にてハンドル位置を確認、調整します。
エアコンの効きが悪いという事でエアコンガスメンテナンことでエアコンの効き維持とエアコンシステムスを実施いただきました。専用のTEXA780Rにてエアコンメンテナンスを実施することで、エアコンガスを一度回収し、クリーニングされたガスを規定量差充填します。経年で劣化、減少してしまうガスを規定量充填するの各機器の保護に効果的です。定期的に実施いただくとより効果的ですのでおすすめいたします。

ETC2.0の取付を実施します。
ご要望によりグローブボックス内に取り付けますので、アンテナや電源配線の為トリムを分解していきます。


取付けが完了しました。

お客様より中古純正マフラーが奇跡的に購入できたとのことで、早速お送りいただきました。
実は純正マフラー購入まではかなりの待ち時間がかかっており、360モデナ純正部品の入手困難状況に困惑していたところでした。
車輛の年数もかなり経過しているので必要な純正部品は早め早めに準備する必要があると感じます。

念のため一度フィッティングを確認しましたが問題無さそうでしたので、新品のガスケットとナットを発注し取付けを実施します。





点検時のサービスにてホイールの清掃を実施します。


純正マフラーが付いたことで無事車検を更新することが出来ました。
ショックアブソーバーについては今回は様子見とし、今後時期をみて交換する事となりました。
納車準備として洗車とバッテリーを充電し、コンディションを整え納車させていただきました。

この度はご入庫いただき、誠にありがとうございました。
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Valuence AUTOMOTIVE YOKOHAMA
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【輸入車・国産車】
アストンマーティン・フェラーリ・車検・定期点検・一般整備・修理・鈑金・塗装・保険・代車貸出
フェラーリ F355 GTS
法定12ヶ月点検にてご入庫いただきました。

当店へお問い合わせいただき、お車の整備の方向性等をヒアリング。
当店の整備実績にご納得いただき、ご入庫くださいました。
F355は当店にご入庫いただくフェラーリで最も割合の高い車種となり、エンジン脱着を伴うタイミングベルト交換作業や、各種不具合修理も承っております。
もちろん、F355以外の車種の整備も承っております。法定点検、車検、各種不具合修理をご検討されているフェラーリにお乗りのオーナー様はお気軽に当店へお問い合わせくださいませ。

車両をリフトアップし、受入れ点検を実施いたします。
フロア全体をアンダーカバーで覆う「フルボディ・アンダートレイ」をフェラーリではじめて採用した車両がF355になります。
これにより高速走行時の安定性向上を図っています。
点検を進めるにあたり、まずはこのフルボディ・アンダートレイを取り外していきます。


アンダートレイ、フェンダーライナー等を取り外しエンジンと対面します。
エンジン自体からの気になる油脂類の漏れ、滲み、異音もなく良好な状態です。

ドライブシャフトブーツ点検。
F355はドライブシャフト直上に高熱となるエキゾーストマニホールドが配置されているため、ドライブシャフトブーツが早期に劣化する傾向にあります。

こちらの車両もブーツが熱害により損傷しておりました。

バッテリー点検。
F355のバッテリーは右フロントタイヤ、及びフェンダーライナーを取り外さなければアクセスできません。
バッテリー上がりを未然に防ぎ、快適にお乗りいただくためにも、定期的な点検・交換をおすすめさせていただきます。

ブレーキパッド残量点検。
残量は十分です。

ブレーキフルードに変色が見受けられました。

テスターを使用し状態を点検、劣化が進行しておりました。
通常、ブレーキフルードは2年に1度、車検毎の交換をおすすめさせていただきますが、劣化が見受けられた際は法定12か月点検の際も交換をおすすめさせていただきます。

灯火類点検。
右ヘッドライトLoビームがたまに点灯しないときが見受けられました。
こちらの車両はヘッドライトLoビームがハロゲンからHIDにコンバージョンされております。
点検し原因を調べた結果、バラストの故障により点灯不良となっておりました。
お客様へ点検の結果をご案内、整備内容をご指示いただきました後に整備作業着手とさせていただきました。
今回は法定12ヶ月点検及び必要な消耗品交換と併せて、カスタムも実施していきます。

まずはホイール塗装から実施していきます。
お客様のご希望によりゴールドからグロスブラックへカラーリングを変更いたします。

塗装作業を実施するために、まずはタイヤを取り外しホイール単体にいたします。

タイヤチェンジャーへセットし、タイヤを取り外していきます。


4本全てホイール単体にした後、塗装作業を実施いたします。
ホイール塗装が仕上がるまでに時間がかかりますので、他の整備作業を進めます。

損傷の見受けられたドライブシャフトブーツ交換作業を進めます。
右リアの足まわりを脱着、ドライブシャフトを取り外します。

取り外したドライブシャフト。
損傷しているインナー側のブーツは熱害のせいかアウター側と比較してみますと変形が見受けられます。

ドライブシャフトを分解し、ブーツを交換していきます。
損傷しているブーツはインナー側のみでしたが、アウター側も予防整備として新品に交換させていただきました。

ドライブシャフト交換後は劣化の見受けられたブレーキフルードを交換していきます。
今回はWAKO’Sの「SP-4(SUPER PRO-4)」をチョイス。
DOT5.1規格のドライ/ウエット沸点をクリアする性能を持ちながら、通常のブレーキフルードと同等のメンテナンスサイクルを実現した高性能フルードになります。
DOT5.1規格のブレーキフルードはDOT3/DOT4規格のフルードと同様グリコール系ですので、国産車から輸入車まで幅広い車両に適合しております。
なお、名称は似ていますがDOT5.1規格とDOT5規格のブレーキフルードは互換性が全くございませんのでご注意ください。


ブレーキフルードの新旧比較です。
ブレーキフルードはブレーキペダルの踏力を各ブレーキキャリパーへ伝達する重要な役割を担う部品です。
劣化が進行するとブレーキペダルタッチや、制動能力の悪化に繋がりますので、定期的な交換をおすすめさせていただきます。

マフラーをノーマルから社外品に交換していきます。
比較的大型なサイレンサー形状のノーマルマフラーを取り外します。




お客様のご希望により、キダスペシャルのマフラーをインストール。


各部を調整しつつ、取り付け完了です。

点灯不良のHIDヘッドライトユニットを交換していきます。
作業スペース確保のためにヘッドライト本体を取り外します。

今回はHID屋の製品をチョイス、ヘッドライトバルブサイズはH1規格、色温度は6,000ケルビン。
評判も良く、信頼性の高い製品です。


ヘッドライトバーナー、及びバラストを交換していきます。

ヘッドライトユニット交換後。
点灯不良の症状も完全し、交換前と比較してより白色に、より明るくなりました。

Hiビーム/パッシングランプバルブはLEDに交換。

もともとハロゲンバルブが取り付けられておりましたので、白色のLEDバルブにすることにより、フロント側の灯火類色に統一感が出ました。

ホイールの塗装が完了いたしましたので、タイヤを組み付けていきます。

昨今の輸入車はTPMS(Tire Pressure Monitoring System)が取り付けられている車両が多くいことに加え、ホイールが大径、塗装がデリケートといったようにタイヤ交換の際はホイールを傷つけてしまうリスクもございます。
当店ではタイヤ交換時のリスクをできる限り低減するべく、高性能タイヤチェンジャーを導入しております。
タイヤ交換をご検討されているお客様は、お気軽に当店へお問い合わせくださいませ。

タイヤを組み付けた後に、ホイールバランスを調整いたします。

ホイールバランスを調整するためのウエイト。
ホイールの外観をできる限り損なわないよう、当店ではウエイトの色にもこだわります。
ウエイトが目立たぬよう、ブラックを基調としたホイールにはブラックのウエイトを貼り付けます。


ホイールバランスを調整しても、ウエイトが悪目立ちしてしまってはスーパーカーとしての見た目が台無しになってしまいかねません。
「お洒落は足元から」
これは自動車にも言えることではないでしょうか。

4本全てのホイールにタイヤを組付け、ホイールバランス調整を実施。

ホイールがグロスブラックになりましたので、センターキャップもブラックに変更。

ホイールボルトもブラックに変更いたします。

ホイール/エアバルブ/センターキャップ/ホイールボルト 全てブラック、全てBBSで統一。
お客様の拘りを感じられるチョイスです。


タイヤホイールを車両に取り付けた後は、ドライブレコーダー取り付け作業に着手します。
この車両は着脱式ルーフの為、リアカメラ配線をルーフに通すことができません。
助手席シートを取り外し、フロアにカメラ配線を通します。

今回はお客様のご希望により、インナーミラー一体型のドライブレコーダーをチョイス。
当店はユピテル指定店となっております。ドライブレコーダーの取り付けをご検討されているお客様は、お気軽に当店へお問い合わせくださいませ。

全ての作業完了後、各部に問題がないか最終チェックを実施。お客様へご納車となりました。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
フェラーリ ポルトフィーノ メンテナンス 車検整備になります。

お客様より車検整備のご依頼をいただきました。
先ずは、各部機能チェックを実施。
車検時に使用する記録簿の内容に則った点検はもちろん重要ですが、
エアコンの効きやパワーウィンドウの動きなど、
普段お客様が使用する機能が正常に作動することの確認もさせていただいております。
また、フェラーリ対応のテスターにより各モジュールの状態を確認。
各モジュールの状態を点検していきます。


エンジンルーム内の油脂類の点検をしていきます。
ブレーキフルードは吸湿率1%と問題のない状態でしたが、
これから2年後までを想定し、車検毎の交換をさせていただきました。
ブレーキフルードは吸湿すると性能が低下し、ブレーキの作動に直接影響してしまいます。
フェラーリやアストンマーティンなどのスーパーカーは、お車の保管状態が良いことが多く、
2年では今回の様にあまり劣化してないことが多いのですが、
弊社ではお客様の安全を第一に、2年(車検)毎の交換をおすすめさせていただいおります。
また、冷却水も状態は良好でしたが、良好な状態を維持する為、
今回もワコーズ社のクーラントブースターを添加させていただきました。
こちらの添加剤は、経年により失われてしまう冷却水の成分(性能)を補う添加剤となっており、
定期的に添加することで冷却水の交換サイクルを飛躍的に伸ばすことができる為、
交換するよりもコストを抑えることができ、さらに冷却水を排出する頻度が減る為環境にも優しいものになります。
添加剤について気になる点や不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

続いてエアクリーナーの点検を実施。
走行距離が15000km弱だったので、そこまで汚れていないことを想定していたのですが、
外してみると汚れており、本来の性能が発揮できない状態となっていました。



車両をリフトアップしタイヤを取り外します。
リフトアップ後は足回りのブッシュなどに異常がないことや、
各ボルト・ナット類に緩みがないことなどを確認していきます。
また、ブレーキパッドの残量やタイヤの状態や溝の深さを点検します。
今回は特に異常はありませんでしたので点検のみとなりました。
車検・点検というと、異常を発見することがメインのように思われることがあるのですが、
点検は本来異常がないことを確認し安心して乗っていただくことに意味がありますので、
実は何もないことの連続です。

バッテリーの状態を点検します。
弊社では、ただ電圧を測定するのではなく、
意図的に負荷をかけた状態をつくりだし、バッテリーの内部容量などの状態を測定するテスターにて測定します。
バッテリーを測定すると要交換状態となっておりましたので、お客様へ交換をおすすめさせていただきました。
今回は消耗品以外の異常は特にありませんでしたので、
各種消耗品とおすすめの添加剤を含めたお見積りをお客様へご案内。
了承をいただきましたので、部品を注文しメンテナンス作業をすすめさせていただきました。




部品が揃いましたので、実作業を進めていきます。
まずはオイル交換を実施。
オイルを抜き取りオイルとオイルフィルターの交換を実施します。
今回はエンジンより若干のオイル滲みがありましたので、
漏れ止め効果のあるワコーズ社のパワーシールドを添加させていただきました。
こちらオイル量3~6リットルに1本となる為、2~3本が適正量となるのですが、
今回滲みの状態も軽かった為、2本の添加でおすすめさせていただきました。
エンジンオイル交換後は滑らかなエンジンフィールとなり、
気持ちよく乗っていただける状態となりました。

汚れていたエアクリーナーの交換を実施します。
新品と比べると汚れ具合が一目瞭然な状態でした。
ポルトフィーノは左右バンクにそれぞれエアクリーナーがあるお車となりますので、
それぞれを交換させていただきました。
エアクリーナーは汚れてしまうと、元々想定されている空気の量を吸うことができなくなります。
ある程度はエンジン側で補正をかけることで問題なく走行が可能なのですが、
それでも本来の効率は発揮することができず、パワー不足や燃費の悪化につながります。
最終的には正常な燃焼ができなくなり、故障となりエンジンチェックランプの点灯にも繋がりますので、
定期的なメンテナンスが必要です。




内部容量の低下してしまったバッテリーを交換します。
今回はお客様と相談し純正バッテリーにて交換をさせていただきました。
バッテリーが弱ってしまうと、本来不具合でないモジュールに故障コードが誤入力することや、
エアバックランプが誤入力により点灯してしまい消灯しなくなるなど、
いろいろな制御に電気を使用している為、思いもよらない不具合が出てしまうことがありますので、
こちらも定期的なメンテナンスが必要となります。
弊社では車検や点検で入庫したお車は交換ではない場合でも、整備の際に充電をさせていただき、
コンディションを整えてお返しをさせていただいております。

エアコンフィルターを交換させていただきました。
エアコンフィルターは走る・曲がる・止まるには直接影響せず、快適装備の部分にはなるのですが、
汚れてしまうと吹き出し口からでる風が弱くなり、
結果としてエアコンの効きが弱まってしまったり、エアコン作動時の悪臭の原因にもなります。
普段お客様が実際にエアコンフィルターの状態を見るということはほとんどないものにはなりますが、
汚れている場合は、汚れたフィルターを通った風を吸うということになりますので、
エアコンフィルターの状態はなるべくお見積りのご案内時にご説明させていただいております。
エアコンフィルターの取付位置や乗り方によっても汚れ度合は変わってきますが、
弊社では快適に乗っていただく為に、1年毎の交換をおすすめさせていただいております。


ワイパーブレードの交換をさせていただきました。
今回は拭きムラがでてきており、向こう1年のことも想定し交換をさせていただきました。
交換後はムラなくクリアな視界が確保できる状態となりました。



各整備箇所を再度確認し最終チェックを実施。
各添加剤も添加し、納車前に再度バッテリーの状態などコンディションを整えお客様のもとへお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
フェラーリ ポルトフィーノ マフラー交換になります。

お客様よりマフラー交換のご依頼をいただきました。
お客様と相談し、パワークラフト社のハイブリッドエキゾーストマフラーシステムを取り付け。
今回は同時にフロントパイプの交換もご依頼いただきました。







純正マフラーの取り回し等、確認しながら取り外していきます。
マフラー取り外し後は、任意で排気バルブを開閉できるよう、
開閉用レシーバーの取付や追加の負圧ホースや配線の引き回しを行います。




パワークラフト社のマフラーを取り付けます。
ミッションマウントなどへの熱のダメージが極力起きない様、取り付け前に、
元々遮熱版があった箇所にサーモバンテージを巻き付けます。


最後にマフラーの位置調整や排気漏れがないことを確認。
バルブを閉めた状態では純正よりも静かになり、バルブを開けると迫力のあるエキゾーストノートのお車となりました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
フェラーリ 360 スパイダー F1 リバース入らない時がある 診断・修理(クラッチ交換)になります。


お客様よりリバースに入らずバックできない時があるとのことで修理のご依頼をいただきました。
お車をお預かりしたあと、何度も試してみたものの症状は出ず、
テスタにて診断してもこれといった故障は検出されませんでした。
しかし、F1マチックの場合、クラッチが摩耗してくるとリバースに入らない症状が出るものがあるので、
テスタにてクラッチ残量を確認すると56%となっていました。(写真赤枠)
50%となるとまだ、半分くらいというイメージなのですが、60%でも交換が必要な状態のものもありますので、
お客様へクラッチ交換をおすすめさせていただき、承認いただきましたので部品を注文しました。
部品待ちの間もお預かりさせていただいておりましたので、
何度か試していると、リバースに入らない症状が頻発するタイミングもあり、
その日のコンディションによるという状態であることを確認することができました。





また部品待ちの間に、幌を動かす左右のシリンダーからのオイル漏れを確認しましたので、
シリンダーを取り外しオーバーホールをさせていただきました。
オーバーホール後はエア抜き作業を行い、オイル漏れも治り、スムーズな幌の開閉作動となりました。



クラッチ関連部品が揃いましたので、クラッチ交換作業を進めていきます。
クラッチ交換をするには、ミッションを取り外すのですが、
その為には、周辺のサブフレームやマフラーなどを取り外す必要がありますので、
順々に部品を取り外していき、ミッションを取り外すとクラッチが見えてきます。






エンジン側に取り付ける”フライホイール・クラッチカバー・クラッチプレート”
などのクラッチ関連部品を交換していきます。
クラッチプレートはツルツルという状態ではなかったのですが、
シングルプレートの2ペダルミッション(Vanquishなど)の場合、
この様な摩耗状態で不具合が出はじめますので、交換時期ということになります。

また、このタイミングでミッションのインプットシャフトを保持するための
パイロットベアリングも交換します。






次にミッション側に取り付ける”スレーブシリンダー・クラッチポジションセンサー・テンションスプリング”
などを取り外し、清掃しながら新品を組付けていきます。
スレーブシリンダー本体はフェラーリ専用工具を使用しての脱着が必要となります。
弊社では必要な専用工具など各種取り揃えておりますので、安心してお任せいただければと思います。


部品交換後は各部清掃しながら復元。
ミッション関連のエア抜きやクラッチのリセットを行いロードテストにて異常がないことを確認します。
クラッチ交換作業完了後は変速だけでなく、リバースに入らない不具合が出ないことを何度も確認し、
症状が出ないことを確認し、不具合の修理完了となりました。

クラッチ交換作業後はドライブレコーダーの取り付けもご依頼いただきましたので取り付けを実施。
弊社ではユピテルの指定店となっており、最新モデルはもちろん、指定店モデルもご用意しております。
前後タイプや360度タイプ、駐車監視機能付きなど、ご希望の機能がありましたら、お気軽にお申しつけください。

最後に各整備箇所を再度確認し、バッテリー充電など
お車のコンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
フェラーリ F355 オーバーヒート診断・修理 (ウォーターポンプ交換)になります。

水温計がすぐに上昇してしまいオーバーヒートしてしまうとのことで修理のご依頼をいただきました。
冷却系統を診断していくと、冷却水が循環していなかった為、ウォーターポンプの故障を疑っていきます。
更に各所ウォーターラインの温度変化など診断を進めていき、ウォーターポンプの異常と判断。
ウォーターポンプ交換の為、エンジンを降ろしていきます。






エンジンを車体から降ろし、ウォーターポンプを取り外すと、
ウォーターポンプのインペラが割れて分離してしまっていました。



早速部品を手配し、交換をさせていただきました。
元々樹脂製のインペラだったのですが、今後安心して乗っていただけるよう、
金属製のインペラのウォーターポンプに交換をさせていただきました。
ウォーターポンプを取り付ける前には、エンジンを降ろしているので、
タイミングベルトカバーを取り外し、各部の状態を確認。
清掃を行い組付けさせていただきました。




ウォーターポンプ交換後はエンジンを車両に載せていきます。
車両とサブフレームを締結しているボルトは大変重要ですので、
クリーニングを行い取り付け。
各部を復元し、車検のご依頼もいただいていましたので、
消耗品の交換やエアコン内部のクリーニングも行わせていただきました。
きっちりとメンテナンスされた状態となり、とても良いコンディションのお車となりました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
フェラーリ 360 スパイダー F1 SLOW DOWN 警告点灯 診断 修理・ホイールセンターキャップ交換になります。

お客様より走行中に”SLOW DOWN”の警告が点灯してしまうとのことで、修理のご依頼をいただきました。
早速テスターにて診断を行うと、アンビエントプレッシャーセンサー(大気圧センサー)の値に異常を示す故障コードの入力を確認。
実際に値を確認すると、数値が変化せず固定されてしまっていました。
何度か学習値のリセットを行いましたが、一時的に改善されても、しばらくすると数値が固定されてしまい、
警告が点灯してしまいましたので、センサーの内部不良と判断し、お客様へ状況を説明。
交換をさせていただくこととなりました。




早速、プレッシャーセンサーの交換を行っていきます。
アストンマーティンなどでは、単体でアンビエントプレッシャーセンサーが存在するのですが、
フェラーリ360ではエンジンの吸気の空気量などを測定しているエアマスセンサーが大気圧の測定も兼ねていますので、
エアマスセンサーの交換をさせていただきました。
元々付いていたエアマスセンサーは純正ではなく、社外品が取り付けられていましたので、
過去にも故障していたのかもしれません。
今回は純正品にて交換をさせていただきました。
交換後は、大気圧の値をモニタリングしながらロードテストを実施。
数値に異常がないことと、警告が点灯しないことを確認し修理完了となりました。



また、右リアホイールのセンターキャップが割れてしまっているとのことで、純正の新品に交換をさせていただきました。
交換後は各整備箇所を再度確認し、バッテリーのコンディションなどを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
フェラーリ F12 berlinetta メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・リップスポイラー交換)になります。

先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの作動など、普段お客さまがお使いになる機能が正常に作動することを確認。
テスタにて、各モジュールの状態も点検します。




エンジンルーム内の点検を行います。
エンジンルームでは各油脂の量や状態や、エアクリーナーの汚れ具合などを点検します。
エアクリーナーはあまり汚れていませんでしたので、清掃にて対応させていただきました。


車両をリフトアップしタイヤやアンダーカバーを取り外し、下廻りの点検を行います。
下廻りではオイル漏れがないことや、足廻りのボルト類に緩みがないことなどを点検します。




ブレーキフルードが劣化し吸湿してしまっていましたので、交換をさせていただきました。
ブレーキフルードは、走行距離だけでなく、経年や熱により劣化してしまいますので、定期的な交換が必要となります。





エンジンオイルが劣化していましたので、交換をさせていただきました。
F12はドライサンプのエンジンになりますので、ドレンやホースの一部を取り外し、
複数個所からオイルの抜き取りが必要となります。
オイル充填時には、ワコーズ社のスーパーフォアビークルを添加。
オイル交換後はメカニカルノイズが減り、レスポンスの良いスムーズなエンジンフィールのお車になりました。


リップスポイラーの交換をご依頼いただいておりましたので、交換をさせていただきました。
弊社では、外装パーツや足廻りなど、整備だけでなくアフターパーツの取り扱いもしておりますので、
お気軽にご相談ください。


各整備箇所を清掃しながら復元。
車両をリフトから降ろします。



テスタにて、メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルの値をリセット。
各部のコンディションを整え、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
フェラーリ F12 ベルリネッタ メンテナンス(足廻り整備)になります。

今回は車高を高くしたいとのご依頼をいただきましたので、
車高を調整させていただきました。





一見すると一般的な車高調整可能なショックアブソーバーに見えるのですが、
実際に動かしてみると、ネジ部がショックアブソーバー本体と別体になっていたり、
素材が違うことでの調整時の勝手の違いなど注意が必要な点もあります。
そのような点を踏まえて車高調整を行わせていただきました。

調整後、各部締付などの完成チェック実施。
ロードテストにて異音やハンドリングなどに異常がないことを確認し作業完了です。
この度は御入庫いただき誠にありがとうございました。