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BMW M5コンペティション 法定点検

BMW M5コンペティションのお客様  12ヵ月点検にて入庫

 

法定点検項目に沿ってライト回り(保安部品関係)、エンジンルーム内、足回り、下回り、室内の操作系作動確認など各部点検を実施

ブレーキパッドの残量を点検
今回は残量が十分ある状態でした

タイヤ溝の残量とタイヤのひび割れや損傷が無いかを点検
高性能車両はタイヤの状態が良好であることが非常に大切です

点検結果に基づいた整備見積りを作成、ご案内
見積り内容のご了承いただいた項目について部品交換作業や整備を実施

エンジンオイル、オイルエレメント交換を実施 同時にエンジンオイル添加剤を添加
エンジン内部の保護と性能維持の為エンジンオイルは定期的な交換をおすすめいたします。

添加剤により保護性能を高め抵抗を低減します

エンジンオイルの量は室内のモニターで確認

ワイパーブレード交換を実施
次回点検までの拭き取り性能維持の為定期的に交換をおすすめいたします。

エアコンフィルタ交換を実施
エアコン使用時は必ず空気が通りますので定期的に交換することで風量維持と臭いの防止に効果的です。

エアコンガスメンテナンス実施、エアコンガス添加剤を添加
エアコンシステムの効き維持とエアコンガスを規定量入ることでエアコンシステム各部品の交換サイクル延長に効果的です
定期的な実施をおすすめいたします


エアコンガス添加剤はエアコンガスのコンプレッサー保護と抵抗低減に効果的です

最後にメンテナンスインターバルのリセットを実施

 

この度はご用命いただきありがとうございました。

ASTON MARTIN Rapide チェックランプ点灯・ブレーキ異音 修理

ASTON MARTIN Rapide チェックランプ点灯・ブレーキ異音 修理にてご入庫いただきました。

お客様よりエンジンチェックランプが点灯したとのことで、修理をご用命いただきました。

入庫時にメーター内のメッセージを確認させていただくと”ハイキシステム ハヤイジキニ テンケンヒツヨウ”
と表示されていましたので、アストンマーティン純正診断機(AMDS)を車両へ接続し診断を実施。
エンジンコントロールユニットに排気ガスを浄化する触媒の特性異常に関する故障コードが入力されていました。

触媒の特性異常コードが入力された場合、O2センサーにも影響が出ているケースが多いため、純正診断機の機能を使用しO2センサーの波形を確認。
O2センサー波形に乱れが見受けられました。

併せて触媒内部をマイクロスコープで確認し、損傷の有無を点検いたします。

触媒各部に損傷が見受けられませんでしたので、O2センサーの不良と判断いたしました。
状況をお客様へご案内させていただき、O2センサーの交換をさせていただくことになりました。

 

アストンマーティンの12気筒エンジンは全部で8本のO2センサーを使用しております。
波形の状態によっては一部の交換で問題ない場合もあるのですが、今後のトラブルリスクのことも鑑み、全数交換をさせていただきました。

O2センサー交換後は波形の状態も改善し、エンジンチェックランプも消灯いたしました。

エンジンチェックランプ点灯 修理と併せて、ブレーキ異音の修理も実施いたしました。

走行時にシャリシャリと異音がするとのことでしたので、ブレーキを点検。

リアブレーキディスクローターの外周に異常摩耗が見受けられます。

パーキングブレーキパッドを点検すると摩擦材が完全に摩耗、ベースプレートとディスクローターが接触していました。

こちらにつきましても状況をお客様へご案内、修理をご用命いただきました。
ラピードのパーキングブレーキは電動式となっておりますので、純正診断機を使用し整備モードへ移行させます。

整備モードへ移行後、ブレーキ各部交換作業を実施。

摩耗しきったパーキングブレーキパッドと併せて、ディスクローター等も新品に交換。

ブレーキパッド交換時はできる限りの鳴き止め対策を施し組付けます。

アストンマーティンに限らず、お乗りになっているお車のブレーキ鳴きでお悩みのお客様はお気軽に弊社へお問い合わせくださいませ。

各部を清掃しながら部品を交換、ブレーキを復元していきます。

フロントブレーキも摩耗限度を迎えてましたので、併せて交換させていただきました。

弊社はオリジナル製作したブレーキパッドを取り揃えており、代表的な対応車種はV8 Vantage/DB9/DB11/Rapideとなります。
純正部品と比較し、リーズナブルな価格でのご提供が可能ですので、ブレーキパッド交換の際弊社までお問い合わせくださいませ。

各部清掃し、ブレーキを復元。
フロント、リア共にブレーキパッド・ディスクローター交換作業が完了いたしました。

作業後は純正診断機でパーキングブレーキの整備モードを解除、ロードテストを実施。
各部の最終チェック後にお客様のもとへご納車させていただきました。

この度はご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN DBS クラッチ交換(ツインプレート)・12ヵ月点検一式

ASTON MARTIN DBS クラッチ交換(ツインプレート)・12ヵ月点検一式になります。

お客様よりクラッチ交換のご依頼をいただきましたので交換作業をご紹介いたします。

お客様からは、クラッチのミートポイントに違和感があるとのことでしたので、入庫した際に実際に確認させていただきました。
ミートポイントが通常よりもだいぶ手前となっており、つながりも曖昧な状態であることを確認。
ミートポイントのズレはクラッチの摩耗過大の症状の1つでもある為、クラッチ交換で改善されると判断し、
お車をリフトアップしクラッチ交換作業に入らせていただきました。


アンダーカバー類を取り外した後、マフラーのセンターパイプを取り外していきます。
マフラー関連のボルトやナットは熱や水分の影響で腐食しやすいのですが、
今回は腐食もなく綺麗な状態だった為、すんなりと取り外すことができました。

マフラー取り外し後はトランスアクスルを降ろします。
その後は遮熱板やカーボンプロペラシャフト等順番に取り外し、
トルクチューブを降ろすことでクラッチ関連の部品が見えるようになります。

降ろしたトルクチューブからスレーブシリンダーを取り外し、
トルクチューブ内のクラッチダストを清掃します。
こういった部分の清掃は分解時にしかできない為、
時間はかかりますが、必ずきれいに清掃いたします。
スレーブシリンダーはレリーズベアリングと一体となっているのですが、
クラッチ交換時期となると、大抵動きが悪くなっておりますので、
クラッチディスク交換時には必ず同時交換をおすすめさせていただいております。

クラッチカバーAssy、フライホイールを取り外します。
取り外し後はエンジンブロックのリア側が見えるようになる為、
こちらも清掃しておきます。

今回のメインであるクラッチ関連部品を交換します。
弊社では高品質なアストンマーティン純正品にて交換をさせていただいております。
今回取り付ける新しいクラッチキットは大きさや形状が変わっており改良されたキットとなっております。
その為、クラッチカバーとフライホイールセットでの交換となります。

取り外したクラッチディスクは溝が浅くなっており、摩耗限度まで使い切った状態でした。

パイロットベアリングも忘れずに交換します。
細かい部品ですが、こういったタイミング以外に交換することができない為、
同時交換をおすすめさせていただいております。

トルクチューブ取り外し時にはエキゾーストマニホールドも取り外す必要がある為、
エキゾーストマニホールドガスケットも新品へ交換します。
ガスケット類は基本的に再使用不可となりますので、その他のマフラーガスケット類も含め、
新品に交換し組み付けをさせていただいております。

組み付け完了後はエンジンの純正診断機(AMDS)を使用し、
一度学習値をリセットした後再学習を実施し、
クラッチ交換作業は完了となります。
交換後はクラッチフィールも改善し、大変乗りやすいお車となりました。

併せて12ヵ月点検もご用命いただきましたので、
各部点検を実施します。
エンジンルーム内では各油脂類の状態を測定器等使用し確認。
前回車検も弊社にて実施させていただいている為、
特に不具合等なく、今回消耗品はエンジンオイルの交換をさせていただきました。

また、納車前まではコンディションを整える為、
バッテリーの充電をしながら保管いたします。

最後に各整備箇所の確認を実施。
ロードテスト後に各部緩み等ないことなどを確認し作業完了となります。

この度は整備のご依頼誠にありがとうございました。

【重要なお知らせ】運営会社変更およびホームページリニューアルのご案内

平素より当社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、2025年5月2日付で運営会社が株式会社米自動車からバリュエンスジャパン株式会社に変更となります。
これに伴い、ホームページもリニューアルいたしました。新しいホームページは下記URLよりご覧いただけます。
(新ホームページ)
http://valuence-automotive.com/

なお、運営会社の変更およびホームページリニューアルに際し、サービス内容や料金、ご契約内容に変更はございません。
これまで通り安心してご利用いただけます。

また、お客様の個人情報は個人情報保護法に基づき厳重に管理いたしますので、ご安心ください。
今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】
■Valuence AUTOMOTIVE YOKOHAMA
〒231-0801
神奈川県横浜市中区新山下2-5-9
0120-152-008(045-900-6248)

■ALLU SHINSAIBASHI ANNEX
〒542-0085
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-2-14 Gビル心斎橋03B館
06-4400-5101

※ご不明な点がございましたら、上記窓口までお気軽にお問い合わせください。

TWISTEDを日本が初体験する試乗イベントを開催


2024年12月7日(土)に袖ヶ浦フォレストレースウェイで
TWISTEDの試乗会を実施致します!

TWISTEDのスピリットを感じ、魅力と興奮をぜひご体験ください。

開催日
2024年12月7日(土)
開催時間 10:00 – 17:00
場所 袖ヶ浦フォレストレースウェイ
住所 〒299-0202 千葉県袖ケ浦市林妙法台348-1

参加申し込みフォーム
https://forms.office.com/r/ayuA5yggaa

イベント詳細はこちら
https://lp.twisted-in-japan.com/event202412/

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皆様のご参加心よりお待ちしております。

ASTON MARTIN Virage 走行中異音 修理

ASTON MARTIN Virage 走行中異音 修理 になります。


お客様より「走行中にギシギシと音がする時がある。」とのことで、
診断と修理をさせていただきました。

走行中の異音とのことでしたので、お預かり後ロードテストを実施。
路面のギャップなど、足回りに動きがでるタイミングで、すぐに異音を確認できました。

早速工場に戻り、リフトアップにてリアの足回りの状態を確認していきます。
見た目では特にブッシュの切れなどは確認できなかった為、
疑似的に工具を使用して足回りを動かしてみると、
先ほどロードテストして出ていた音と同様の音が確認できました。

異音の発生個所を確認すると、
左リアのアッパーアームと右リアのロアアームより異音が発生していることがわかりました。

修理方法としては該当箇所のみの修理又は、左右のアッパーロアーアームすべての交換の2択ということになります。

今回は異音が出ているアームが左右で違う部位ということもあり、
交換しなかったアームからすぐに異音が出てしまう可能性があることも考慮し、
お客様と相談の後、リアのアッパーアーム・ロアアーム共に交換をさせていただくこととなりました。

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部品が本国より到着しましたので、アーム類を取り外していきます。
取り外したアームを確認しましたが、ブッシュの切れなどの大きな損傷はありませんでした。
しかし、新品とくらべると質感が明らかに硬い状態となっており、
経年劣化による異音ということが推測できる状態となっておりました。

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新品のアームを取り付けていきます。
写真は左側だけとなっておりますが、この後右側のアームを交換の後4輪アライメントを実施。
最終的には足回りを接地状態にし、既定のトルクで締め付けて取り付け完了となります。

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最後にロードテストを実施し、異音が改善されていることを確認。
アーム類の交換をしていますので、ハンドルセンター等違和感がないことを確認。
再度作業箇所を再確認し、馴染による緩み等がないことを確認し作業完了。
お客様のもとへお車をお返しさせていただきました。

この度も整備のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。

フェラーリ ポルトフィーノ メンテナンス 車検整備

フェラーリ ポルトフィーノ メンテナンス 車検整備になります。


お客様より車検整備のご依頼をいただきました。
先ずは、各部機能チェックを実施。
車検時に使用する記録簿の内容に則った点検はもちろん重要ですが、
エアコンの効きやパワーウィンドウの動きなど、
普段お客様が使用する機能が正常に作動することの確認もさせていただいております。

また、フェラーリ対応のテスターにより各モジュールの状態を確認。
各モジュールの状態を点検していきます。

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エンジンルーム内の油脂類の点検をしていきます。
ブレーキフルードは吸湿率1%と問題のない状態でしたが、
これから2年後までを想定し、車検毎の交換をさせていただきました。

ブレーキフルードは吸湿すると性能が低下し、ブレーキの作動に直接影響してしまいます。
フェラーリやアストンマーティンなどのスーパーカーは、お車の保管状態が良いことが多く、
2年では今回の様にあまり劣化してないことが多いのですが、
弊社ではお客様の安全を第一に、2年(車検)毎の交換をおすすめさせていただいおります。

また、冷却水も状態は良好でしたが、良好な状態を維持する為、
今回もワコーズ社のクーラントブースターを添加させていただきました。

こちらの添加剤は、経年により失われてしまう冷却水の成分(性能)を補う添加剤となっており、
定期的に添加することで冷却水の交換サイクルを飛躍的に伸ばすことができる為、
交換するよりもコストを抑えることができ、さらに冷却水を排出する頻度が減る為環境にも優しいものになります。

添加剤について気になる点や不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

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続いてエアクリーナーの点検を実施。
走行距離が15000km弱だったので、そこまで汚れていないことを想定していたのですが、
外してみると汚れており、本来の性能が発揮できない状態となっていました。

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車両をリフトアップしタイヤを取り外します。
リフトアップ後は足回りのブッシュなどに異常がないことや、
各ボルト・ナット類に緩みがないことなどを確認していきます。

また、ブレーキパッドの残量やタイヤの状態や溝の深さを点検します。
今回は特に異常はありませんでしたので点検のみとなりました。

車検・点検というと、異常を発見することがメインのように思われることがあるのですが、
点検は本来異常がないことを確認し安心して乗っていただくことに意味がありますので、
実は何もないことの連続です。

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バッテリーの状態を点検します。
弊社では、ただ電圧を測定するのではなく、
意図的に負荷をかけた状態をつくりだし、バッテリーの内部容量などの状態を測定するテスターにて測定します。

バッテリーを測定すると要交換状態となっておりましたので、お客様へ交換をおすすめさせていただきました。

今回は消耗品以外の異常は特にありませんでしたので、
各種消耗品とおすすめの添加剤を含めたお見積りをお客様へご案内。
了承をいただきましたので、部品を注文しメンテナンス作業をすすめさせていただきました。

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部品が揃いましたので、実作業を進めていきます。
まずはオイル交換を実施。
オイルを抜き取りオイルとオイルフィルターの交換を実施します。

今回はエンジンより若干のオイル滲みがありましたので、
漏れ止め効果のあるワコーズ社のパワーシールドを添加させていただきました。

こちらオイル量3~6リットルに1本となる為、2~3本が適正量となるのですが、
今回滲みの状態も軽かった為、2本の添加でおすすめさせていただきました。

エンジンオイル交換後は滑らかなエンジンフィールとなり、
気持ちよく乗っていただける状態となりました。

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汚れていたエアクリーナーの交換を実施します。
新品と比べると汚れ具合が一目瞭然な状態でした。
ポルトフィーノは左右バンクにそれぞれエアクリーナーがあるお車となりますので、
それぞれを交換させていただきました。

エアクリーナーは汚れてしまうと、元々想定されている空気の量を吸うことができなくなります。
ある程度はエンジン側で補正をかけることで問題なく走行が可能なのですが、
それでも本来の効率は発揮することができず、パワー不足や燃費の悪化につながります。
最終的には正常な燃焼ができなくなり、故障となりエンジンチェックランプの点灯にも繋がりますので、
定期的なメンテナンスが必要です。

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内部容量の低下してしまったバッテリーを交換します。
今回はお客様と相談し純正バッテリーにて交換をさせていただきました。
バッテリーが弱ってしまうと、本来不具合でないモジュールに故障コードが誤入力することや、
エアバックランプが誤入力により点灯してしまい消灯しなくなるなど、
いろいろな制御に電気を使用している為、思いもよらない不具合が出てしまうことがありますので、
こちらも定期的なメンテナンスが必要となります。

弊社では車検や点検で入庫したお車は交換ではない場合でも、整備の際に充電をさせていただき、
コンディションを整えてお返しをさせていただいております。

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エアコンフィルターを交換させていただきました。
エアコンフィルターは走る・曲がる・止まるには直接影響せず、快適装備の部分にはなるのですが、
汚れてしまうと吹き出し口からでる風が弱くなり、
結果としてエアコンの効きが弱まってしまったり、エアコン作動時の悪臭の原因にもなります。

普段お客様が実際にエアコンフィルターの状態を見るということはほとんどないものにはなりますが、
汚れている場合は、汚れたフィルターを通った風を吸うということになりますので、
エアコンフィルターの状態はなるべくお見積りのご案内時にご説明させていただいております。

エアコンフィルターの取付位置や乗り方によっても汚れ度合は変わってきますが、
弊社では快適に乗っていただく為に、1年毎の交換をおすすめさせていただいております。

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ワイパーブレードの交換をさせていただきました。
今回は拭きムラがでてきており、向こう1年のことも想定し交換をさせていただきました。
交換後はムラなくクリアな視界が確保できる状態となりました。

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各整備箇所を再度確認し最終チェックを実施。
各添加剤も添加し、納車前に再度バッテリーの状態などコンディションを整えお客様のもとへお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN DB11 カメラ映らない 診断・修理

ASTON MARTIN DB11 カメラ映らない 診断・修理になります。


「お客様よりバッテリーが上がってしまってからカメラの映像が一部映らなくなってしまった。」
とのことで、修理のご依頼をいただきました。

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早速状態を確認すると、右側面以外の映像が何も表示されておらず、
使用できない状態となっておりました。

カメラの状態を確認する為、診断用テスターを使用し確認しましたが、
カメラモジュールに入力信号がなく、また、キャリブレーションモードにすら移行することができなかったことから、
3つ同時に壊れるというのは考えにくいものの、過去に左側面のカメラのみ、
映像が同症状となっているDB11を修理したことがありましたので、カメラ本体の不良と判断。

お客様と相談し、カメラ本体不良でないことも想定し、一度にすべてのカメラを交換するのではなく、
段階的にカメラ本体の交換をさせていただくこととなりました。

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左側面のカメラを交換します。
カメラ交換といっても、サイドミラーの内部に組み込まれてしまっているので、サイドミラーごとの交換となります。

交換後は、すぐに映像は復帰しましたので、前後のカメラも注文しました。

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前後のカメラが届きましたので、交換作業を再開。
フロントカメラはボンネットフードを開けるとすぐ見えているので交換は簡単なのですが、
リアカメラはトランクの内部に取り付けられている為、トランクカバーの取り外しが必要となります。
トランクカバーは大きなボディーパネルとなる為、細心の注意を払い脱着を行います。

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全てのカメラの交換が終わると、映像が復帰するのではなく、
キャリブレーションされていないというメッセージが出て、映像が一切表示されなくなってしまいました。

テスターにて車両をキャリブレーションモードに移行。
実際に道路を走らせ定められた手順に従いキャリブレーションを完了しました。

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全ての映像が出ている写真を撮り忘れてしまったのですが、映像は正常な状態となりました。

最後に脱着したパーツの取付状態などを再度確認し作業完了となりました。

この度も整備のご依頼誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN V12 Vantage S AMR ヘッドライト不灯 修理 ヘッドライトバーナー LED化

ASTON MARTIN V12 Vantage S AMR ヘッドライト不灯 修理 ヘッドライトバーナー LED化になります。

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お客様より、ヘッドライト(ロービーム)をONにしても片側しか点灯せず、
メーター内に”ロービーム バルブ コショウ”というメッセージが出ているとのことで修理のご依頼をいただきました。

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取り付けられていたHIDバーナーを確認すると、
既に社外品が取り付けしてあり、確認するとバーナー本体の不具合と判明しましたので、
お客様へ状況をお伝えし、弊社おすすめのLEDバーナーへの交換をおすすめさせていただきました。

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バーナー交換後は配光の調整を行わせていただきました。
バルブやバーナーは交換すると必ず配光がずれてしまいますので、
弊社では交換とセットで必ず調整をさせていただいております。

バーナー交換後は、点灯した瞬間から真っ白で明るくなり、
安全にお乗りいただける状態となりました。

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最後に、整備箇所に異常がないか再度各部の確認と仕上げをさせていただき、
お客様のもとへお車をお返しさせていただきました。

この度も整備のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。

ポルシェ カイエン (958) ヘッドライト点灯不良 修理 ヘッドライトバーナー LED化

ポルシェ カイエン (958) ヘッドライト点灯不良 修理 ヘッドライトバーナー LED化になります。


お客様よりヘッドライトの点灯状態が悪く、点灯しない時があるとのことで、
修理のご依頼をいただきました。

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点灯状態を確認すると、点灯はしているものの、
右のヘッドライトの光の色がピンクがかった色味となってしまっていました。
この様な症状ですと、HIDバーナーの寿命となりますので、バーナー(バルブ)の交換が必要です。

今回はお客様と相談し、HIDのバーナーよりも価格はお安く提案ができ、
且つ明るさもHIDよりも明るいLEDバーナーへの交換をおすすめさせていただきました。

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958のカイエンはヘッドライトを取り外してのバーナー交換となります。
ヘッドライトは簡単に取り外しはできるのですが、周りに傷がつきやすい為注意が必要です。
ヘッドライトを取り外し、ヘッドライト単体にしてから裏蓋を開けるとバーナーが見えますので取り外します。

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取り外したバーナーです。
発光部は曇ってしまっており点灯不良の原因は使用による経年劣化ということがわかります。

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新品のLEDタイプのバーナーを取り付けます。
こちらは、元々HID(キセノン)のお車をLED化する部品となります。
弊社でもアストンマーティンのお客様などに取付させていただいており、
取付時にも純正のバーナーとほとんど同一形状にもかかわらず球切れ警告などの誤点灯もありません。
バーナーの形状もいくつかラインナップがありますので、
ヘッドライトバーナー又はバルブのLED化をご検討の際はお気軽にお問合せください。

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交換後は左右同色の明るいホワイト光となりました。
また、バーナー交換後はヘッドライトの向きの調整を必ず行います。
調整後は対向車には眩しくなく、運転者からは見やすい配光となりました。
もちろん車検にも適合しますので安心してお任せください。

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最後に入力していた故障コードのリセットや整備した箇所のチェックを行い作業完了となりました。
この度も整備のご依頼誠にありがとうございました。