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AstonMartin V8vantage エンジン不調修理

アストンマーティンV8ヴァンテージのエンジン不調の診断・修理となります。

エンジンが振動する時があったとのことでエンジン不調(チェックランプ点灯は無し)診断
のご依頼いただきました。

まずは車両の状態を確認します。
エンジンをかけてみると常時ではなく時々振動がします。
AMDS(アストンマーティン純正診断機)をあて、故障コードの過去歴を確認してみます。

エンジン関係に振動に繋がるような故障コードの入力はありませんでした。
振動が失火のようでしたので、失火カウンターも念のためチェックします。

失火の検出がある場合は該当シリンダーの番号の部分がカウントされるのですが、今回検出はありませんでした。
実際にスパークプラグの状態を目視確認します。
全数(8本分)確認をします。

焼け具合に目視で分かるような異常は見受けられませんでしたので復元します。

KOERテスト(キーON・エンジンRUN)テストにてエンジンをかけた状態でどこに不具合があるかを検知してくれるテストを実施しました。

テストが途中で中断されてしまいました。
点火タイミングの保存値を確認するとそもそものデータが飛んでしまっていました。

この影響で車両側が故障コードを拾えていなかったと推測し、
エンジン不調が常時ではなく、たまにということもあり、エンジン学習を行いました。

再度ロードテスト等実施し、車両の状態を改めて確認していきます。
この頃には症状が入庫時より顕著に出るようになっていましたので、
再度、AMDSにて故障コードを確認していきます。

P0305 5番シリンダーにミスファイア(失火)
P2197 バンク2センサー1のO2センサー故障コード
の入力がありましたのでそれぞれについて診断を進めていきます。

まずは、失火カウンターの確認です。

5番にかなり失火検出があります。
次に5番のスパークプラグのみを隣の6番と入れ替えて失火が移るか確認します。

スパークプラグのみを入れ替え、カウンターも6番に入りましたので
イグニッションコイルの故障ではなくスパークプラグの故障と診断をいたします。

現状、実際に故障しているのは1本のみですが、
同じ環境で同じ期間使用されている他のスパークプラグも徐々に故障する可能性が高いです。

該当箇所のみ交換をするか、念のため全数交換をするかをお客様にご判断いただき、
全数交換をご希望されましたので今回は、全数交換にて作業を進めさせていただきます。

この段階でかなり振動がありましたので、失火がO2センサー故障コードに影響を与えている
可能性や車両への悪影響を考慮し、ひとまず交換作業をさせていただきます。

交換作業が完了しエンジン振動が無事に無くなりましたので、
診断機接続し、コードリセットとエンジン学習値の再学習を実施しました。

その上でO2センサーの波形も念のため確認します。
波形確認時はしっかり暖気してから行います。

若干波形乱れはありましたが、今すぐ交換の必要は無い程度でした。
ロードテスト後も故障コードの再入力はありませんでしたのでO2センサーに関しては
様子見にてご案内させていただきました。

最後に各部機能チェックし、ご納車させていただきました。

今回は、症状が出ていてもチェックランプ点灯がしていなかったです。
症状も常にではなくたまに出る程度でしたが、お早めにご連絡いただいたことで
O2センサーの交換の必要がなかったので修理金額を抑えることにも繋がりました。
何かいつもと違うなと感じましたり、ご不安なことがございましたらお気軽にご相談くださいませ。

この度は、修理ご依頼誠にありがとうございました。

Aston Martin V12 Vanquish ASMフルード漏れ修理

アストンマーティン V12ヴァンキッシュ

英語で「打ち負かす」、「征服する」、「克服する」の意味を持つ「Vanquish(ヴァンキッシュ)」
アストンマーティンのフラッグシップマシンにい相応しい車名です。

イギリスはニューポートバグネル工場で、人の手で組み上げられたヴァンキッシュは大量生産された工業製品としての自動車とは一線を画す魅力がございます。

ヴァンキッシュも3代目となる現行モデルが発表されたことは記憶に新しいですが、ヴァンキッシュといえば映画「007」シリーズにも登場したこの初代モデルがお好きな方も少なくないはずです。

ボンドカーとしての側面も持つヴァンキッシュですが、生産されてから20年近くの年月が経過し、故障に伴う大掛かりなメンテナンスも珍しくなくなりました。

こちらの車両は走行不能となってしまい、レッカー入庫となりました。

V12ヴァンキッシュの変速機構はマニュアルトランスミッションがベースとなっており、車両がドライバーに代わってクラッチの断続、及び変速を行います。

クラッチの断続、変速は油圧で制御されており、フルードが漏れた場合、走行不能になってしまいます。

車両を整備エリアへ移動させ、リフトアップ。
エンジンとトランスミッションの接合部付近よりフルードの漏れが見受けられました。

漏れ箇所を特定するためにトランスミッションを車両から降ろします。

トランスミッションインプットシャフト側

写真赤丸部分、クラッチを断続するスレーブシリンダーに繋がるASMホースからフルードが漏れていたようです。
今後も安心してお乗りいただけるよう、ASMホースは全数交換させていただくこととなりました。

クラッチを断続するための部品「スレーブシリンダー」

こちらもASMフルードの油圧がかかる部品です。

部品供給の関係で今回は新品交換ではなく、現品オーバーホールで対応いたします。

スレーブシリンダーのオーバーホール完了まで時間がかかりますので、別の作業に移ります。

現在の走行距離を鑑み、併せてクラッチプレート/カバー/パイロットベアリングを交換いたします。

V12ヴァンキッシュ/V8ヴァンテージ/V12ヴァンテージS等、マニュアルトランスミッションをベースとした変速機構を採用している車両は定期的なクラッチ交換作業が必要となります。

クラッチ関連部品交換後、各部を規定トルクで締め付け実施。

当店はV12 ヴァンキッシュをはじめアストンマーティンの整備マニュアルを各種保有しておりますので、正確な情報をお調べすることが可能です。

スレーブシリンダーのオーバーホールも完了しましたので、トランスミッションまわりの整備作業に移ります。

ASMフルードが漏れて汚れたハウジングを清掃し、スレーブシリンダーを取付けます。

バルブボディに取付けられているASMホース。
経年により変色、劣化が見受けられます。

上記写真部分を含む、すべてのホース類を新品に交換。

ASMホースは経年劣化によるフルード漏れが往々にして発生してしまう部品です。
V12ヴァンキッシュのASMホースは純正新品としてホースのみの供給は無し、バルブボディAssyの構成部品にホースも付属してくるという供給設定のみとなります。

バルブボディAssy交換と比較してリーズナブルに、安心してお乗りいただけるよう、今回のように社外品のASMホースを入手し交換をする整備の方向性も有効かと考えます。

またV8ヴァンテージ/V12ヴァンテージS等に採用されておりますスポーツシフトのASMホース交換作業も承っております。

ASM関連部品の劣化が気になる、走行不能になる前に予防整備として交換を検討されているお客様はお気軽に当店へお問い合わせくださいませ。

ASMホース交換後はトランスミッションギヤセレクター部分の整備へ移ります。

走行中の変速時、シフトミスをするときがあるので改善したいとご用命いただきました。
トランスミッションギヤセレクター部分のガイドプレートに原因があると考えますので、部品を取り外し確認します。

取り外したシフトセレクターガイドプレート
油圧でギヤセレクターを動かしHパターンガイドの溝をキーがスライド、変速をします。

プレートのガイド部分にキーと強く接触、削れた跡がありました。
これが原因でスムーズに変速できず、シフトミスを誘発していたと考えられます。

キーとの接触を避けるため、プレートに加工を施します。
加工後はトランスミッションへ元通り組付け、トランスミッション搭載前に動作テストを実施し確認します。

V12ヴァンキッシュはトランスミッションを車両へ搭載してしまうと、スペースの問題で各種調整ができません。

アストンマーティン純正特殊工具を用いて、トランスミッションを搭載せずとも車両と接続している状態にします。

当然ですがこの作業もアストンマーティンから供給される整備マニュアルに記載されており、正規手順を踏んだ作業になります。

この独特な調整作業はV12ヴァンキッシュ以外には存在しないでしょう。

シフト位置を診断機で確認、ズレもなく良好です。
ガイドプレート加工後は違和感なくギヤが入るようになりました。

ギヤセレクターポジションが規定位置に収まっているか確認。

写真の緑~黄色の範囲内に黒い点が収まっていれば規定値内となります。
微調整を繰り返し、無事に中心値に納めることができました。

全ての調整作業完了後、トランスミッションを車両に搭載します。

トランスミッション搭載後はプロペラシャフト等も組み付け車両を復元。
走行、及び変速フィールが正常かチェックのために試運転を実施します。

問題なく走行ができることを確認、整備完了となりました。

アストンマーティンを代表する貴重な一台も時代の流れには逆らえず、徐々に入手不可能な部品も増えてきてしまいました。

アストンマーティンの伝統と歴史を守る意味も込めて、我々もできる限りのメンテナンスをさせていただきたいと思います。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

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Aston Martin DB9 Volante 車検整備①

アストンマーティン DB9ヴォランテの車検整備となります。

今回は、車検時の受入からお見積り内容までをご紹介させていただきます。

まずはエンジンルーム内の油脂類の状態やオイル漏れの有無ベルトの状態等点検をしていきます。
エンジンオイルの量や色、汚れをチェックします。
あまり乗られていなくても劣化しますので1年毎の交換おすすめさせていただいております。

同じようにパワーステアリングフルードのレベルや色、汚れをチェックします。
極端に減ってしまっている場合は、経路に漏れがないかを確認します。
交換歴がありませんでしたので、今回は、交換をご提案させていただきました。
目安としまして、3万~5万kmまたは3年~5年に1回は交換おすすめとなります。

ブレーキフルードも同じように量や色を確認します。
ブレーキフルードは水分を吸収してしまいブレーキが深くなったり効きに変化をもたらしてしまう為、車検毎の交換をご案内させていただいております。
また、目視だけでなく専用のテスターにて濃度を確認します。

冷却水も同じように目視にて量や汚れを確認後、専用のテスターにて濃度を確認します。
不凍液%が30%を切ると交換時期となります。
不凍液%は水道水の補充や経年劣化により下がって来ますので、1年毎の点検をおすすめします。

次に、バッテリーの状態を点検していきます。

ご入庫前にバッテリーが上がってしまい、ご自身で交換されたとのことですので、
バッテリー本体の電圧は異常なしでした。

次にバッテリー上がりの原因を調べていきます。
暗電流が何かの条件で流れてしまっていないかを暗電流テスターにて確認し、問題ありませんでしたが、
ヴォランテ車両でルーフモジュールが誤作動をするという事例がありましたので、
念のため、アストンマーティン純正診断機にて各モジュールがおかしな動きをしていないか時間をかけて点検していきます。

こちらは、お客様の保管状態と同じ車両状態にし、診断機を繋ぎ夕方から翌日の午前中いっぱい繋いでおき、
誤作動を起こしてしまっていないかのチェックをしています。

19時頃に車両のキーロック後には動いた形跡は見つかりませんでしたので正常な状態と判断いたします。
そこで走行距離を確認すると前回入庫時(1年3か月ほど前)より586㎞ほどしか伸びていませんでした。
保管状態を確認すると保管場所はコンセントがなく充電機を繋いで置けない場所とのことでした。
今回は、あまり乗られる機会が少ないようでしたら充電可能な環境で保管することをおすすめさせていただきました。
次にタイヤを外し一輪ずつ状態を確認していきます。

主に摩耗状態やひび割れ等がないことや製造年/変摩耗等していないことを確認していきます。
タイヤ地面を直に捉える為、交換時期をスルーしていると事故に繋がりますのしっかりチェックしていきます。
次にブレーキ周りの点検となります。

こちらはブレーキパッドの残量のチェックをしています。
摩耗具合で内外差や左右差の有無やブレーキホースの状態・ディスクローターの状態/摩耗具合等確認していきます。
お預かり時に車両状態チェックさせていただくと左側のサイドリピーター(ウインカー/ハザード)のカバーは無くなってしまっています。
これでは車検不適切な為、要交換となりますので、早速交換していきます。

新旧品です。

外したあとには清掃してから取り付け作業へ入ります。

新品の取り付けさせていただきました。

点灯確認をし復元していきます。
その他、足回り・下廻り・エンジン関係等故障や車検不適合がないことを確認し、車両に合った内容にてお見積書を作成し、お見積りをご案内します。

 

長くなってしまいますので各種作業については次回以降ご紹介させていただきます!

車検のご用命誠にありがとうございました。

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メルセデスベンツC200 法定24ヶ月点検(車検)

メルセデスベンツC200

法定24ヶ月点検にてご入庫いただきました。

法定項目に従い各部点検を行っていきます。

 

まずはエンジンルームから作業に入ります。

バッテリーの点検を行います。

年数が経ち劣化が進むと始動時に車への負担が大きくなり、バッテリー上りも引き起こします。

早めの交換をすることで車への負担も低減されます。

ブレーキフルードの点検をします。

こちらも年数が経ち交換を怠っていると水分を吸収し沸点が低下して最悪の場合ブレーキが効かなくなる恐れがあります。

2年毎の交換がおすすめです。

交換が終了したら液面の調整をします。

冷却水の点検をします。

液面の調整と同時に添加剤の注入をおすすめします。

添加剤をいれることでより長く性能を維持できます。

 

エアークリーナーエレメントの点検をします。

清掃を実施しゴミなどを取り除き必要な量の空気を吸入できるようにします。

あまりにも汚れていて劣化しているものは交換します。

 

エンジンオイルの交換をします。

交換前に専用のフラッシング剤でエンジン内部の異物や汚れを取り除いて洗い流します。

オイルを抜いたら規定トルクでドレンボルトを締めます。

併せてオイルエレメントも交換します。

新しいエンジンオイルを入れる際に添加剤を入れるのをおすすめします。

エンジン内部の摩耗を防ぎ保護しエンジン性能の低下を抑えます。

オイルを入れたらレベルゲージで油量を確認します。

エアコンメンテナンスをします。

ガスを回収し規定量のガスを注入します。

メンテナンス後に添加剤を注入することでコンプレッサーの寿命を長くし冷却性能を向上させます。

足回り・下回りの点検をします。

締め付け確認をしボルト類の緩みがないか確認します。

ブレーキパッドの残量を確認します。

5mm以下になると交換推奨です。

点検時にタイヤの脱着をし普段手の届かないホイール内側を清掃します。

ワイパーのゴム部の点検をし必要に応じ交換します。

ゴム部が劣化すると捌けが悪くなり運転に支障がでます。点検毎の交換をおすすめします。

エアコンフィルターの点検をし必要に応じ交換します。

定期的に交換することで目詰まりや悪臭を防げます。

 

こちらの車両はブレーキランプのバルブが切れており車検不適合なので全数新品に交換しました。

フューエルキャップのひもが切れている為、交換します。

燃料の添加剤を注入します。

添加剤を入れることで燃料ラインの洗浄、タンク内の防錆などがあります。

年数や保管状況によってヘッドライトは黄ばみが生じます。

専用の溶剤で磨いてあげることにより綺麗さが蘇りヘッドライトの光量も回復します。

車検を受ける前に専用のテスターで光軸とサイドスリップを調整します。

適正な位置に調整しました。

 

光度も問題ありません。

作業完了後にエンジンルームを清掃します。

この度は車検でのご入庫誠にありがとうございました。

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LEXUS NX350h 室内消臭

LEXUS NX350h 室内消臭にて、ご入庫いただきました。

室内消臭の施工をしていきます。

お客様よりエアコンを使用した際に異臭がするとの、ご依頼をうけました。

車両のシガーソケットより電源を供給し専用の機械を助手席の足元に設置します。

こちらの機械はオゾンを発生させ臭いを分解し無臭にします。

ホテルでの導入実績もNo.1で施工した際の効果は絶大です。

こちらはオゾン発生器を使用した実験結果です。

オゾン発生器を使用することで菌が99%消滅しております。

併せてカーメイトさんのDr.DEOを使用し除菌も行い室内の臭いを徹底的に無くします。

除菌施工後はドア等を開け換気します。

最後にPITWORKの、わさびd’airをエアコンフィルターに設置しエアコン稼働中の除菌もしていきます。

この度は、ご入庫いただき誠にありがとうございました。

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ポルシェ カイエン 鈑金修理

ポルシェ カイエン鈑金修理でのご入庫です。

損傷個所を確認したところ、左リアフェンダー周辺(フェンダーアーチモール・クオーターパネル・リアバンパー)に損傷がありました。

お客様はしっかりと車両保険には加入されておりましたが、まずは保険を使わずにいくらかかるか知りたいとの事なので自費での鈑金修理の見積を出させていただきました。

見積りの結果そこそこ高額な値段になってしまったのでお客様と相談打ち合わせをし、今回は車両保険を使用しての修理にて進めていくことになりました。

弊社は鈑金工場は併設されていないため提携しております鈑金工場へ搬入させていただき作業を行います。

ここからは板金工場と保険会社も入り細かな作業内容を決めてまいります。

作業内容は、リアバンパー交換(バンパーは新品未塗装のためボディ同色塗装)、左リアフェンダーアーチモール交換(こちらも新品未塗装のため塗装)、左リアクオーターパネル鈑金修理・塗装に決定いたしました。

作業完了後は積載車にて板金工場へ引取に行き、戻った後に再度各部チェックをして問題がなく仕上がっておりましたのでお客様へご納車させていただきました。

自費での修理、保険を使用しての修理、対物・物損事故(相手がいる事故)なども取り扱っておりますのでお困りの際はお問い合わせくださいませ。

なお、自社レンタカーもございますので保険のレンタカー特約や修理での代車の貸し出しも承っております。

積載車(ローダー)も常時2台完備しておりますので、ご自宅や現地への引き取りと納車もお任せください!

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Alfa Romeo 156 パワステポンプ交換

アルファロメオ 156のパワーステアリングポンプの交換となります。

当初、アストンマーティンV8vatageにてご入庫いただいていたお客様より、アルファロメオも整備可否のご相談をいただきました。
他社様にてパワーステアリングホース等の交換整備はしたが、ポンプの動きが悪くポンプからオイルが漏れてしまっているが、
交換歴がない為、整備できるところをお探しになっていたとのことでした。
事前に整備手順書にて整備の可否を確認し、弊社でも整備歴はありませんが、
整備自体は可能であることをお伝えし、作業のご用命をいただきました。

早速交換作業へ入っていきます。

エンジンルーム内がかなり狭く上からはポンプを取り出せなそうでした。

黄色い丸付近に装着されて上から取り出せないことがわかり、車両をリフトアップしエンジン下側のマウントブラケットを外し取り出すことができました。

 

新旧の部品で、左側が壊れているポンプです。
黄色い丸の部分がかなり斜めになってしまっているのが分かります。
手で回してみるとかなり抵抗がありました。
今回は、純正品が既に生産終了されてしまっている為、社外優良品を特別にお客様手配にて交換作業をさせていただきました。
取付作業後、エア抜き作業に入ります。

フルードを補充し、ハンドルをロックtoロックで動かしてエアを抜いていきますが、かなりエアが入ってしまっています。
エンジンをかけハンドル末切りを繰り返しエア抜き作業を続けていきます。
ポンプ故障の影響により、エア抜き作業時に上がってきたフルードが鉄粉が混ざった状態となっていましたので、
フルード交換作業も同時にさせていただきました。

安全なことを確認しロードテストテストを繰り返し、徐々にエアは減ってきましたがまだ残っており、
ハンドルを切るとポンプが唸るような音が鳴り、タンクを確認しるとエアがまだ出てきております。

かなり時間をかけてエア抜き作業を実施させていただき、無事に綺麗なフルード状態を保てるようになりました。
最後に長めにロードテストを実施後に異常がないことを確認しエンジンルームを清掃させていただき作業完了となります。

また、今回お客様のご要望にて足回りブーツ類に破れや亀裂等の整備必要箇所があるかの確認依頼いただきましたので、
リフトアップ時に一緒に確認させていただきました。

特段、整備が必要な箇所はありませんでしたので、なるべく分かりやすいお写真にて共有させていただきました。
普段は確認することができない所ではありますので、このようなご相談やご希望ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフ一同、できる限りユーザー様に寄り添った整備を心掛けて参ります。

この度は、整備のご依頼誠にありがとうございました。

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ポルシェ カイエンクーペ 車検整備

ポルシェ カイエンクーペのお客様、車検整備にてご入庫。

24ヵ月点検整備の項目に従い、点検作業を進めます。
保安基準適合を確認するためライト関係やワイパー、ウォッシャー液の噴射状態など順次点検し、各コントロールモジュールの異常コード確認。
バッテリー、エンジンルーム各部点検、足回り点検、下回り点検を実施し、点検結果に基づくお見積りをご案内します。

今回はご案内した見積りからエンジンオイル、オイルフィルター交換、ブレーキフルード交換、エアコンフィルター交換、
ワイパーブレード交換を実施させていただきました

オイル交換前にメーターにてエンジンオイルレベルを確認。

エンジンオイル交換に入ります。
エンジンはほぼカバーの下に入っており、ほとんど見えません。

カーボン製のアンダーカバーを外し、オイルを抜いていきます。

カイエンのオイルフィルター交換はエンジン上部のエアクリーナーボックスやラジエーターサポートの一部を外すなど、
部品を多めに取り外さないと交換作業ができないレイアウトとなっています。

オイルフィルターに到達し、交換を実施。

オイルを入れていきます。
ポルシェはオイルレベルをメーターの表示で確認しますので少なめにオイルを入れ、調整条件を満たした後にレベルを確認し、不足分を補充して調整します。

エアコンフィルターを交換

こちらのカイエンクーペは前回の点検からさほど距離は走られておりませんでしたが、
フィルターには汚れやほこりが蓄積していまし
た。約一年を目安に定期交換をおすすめします。

ワイパーブレードを交換。
次回点検までの拭き取り性能維持のため、劣化する前に定期交換をおすすめします。

ホイール清掃は点検時のサービスにて実施。
フロントホイール

リヤホイール

今月より有料のホイール洗浄サービスを開始しました。
専用の洗浄機でホイールを丸洗いするのですが、メガネの洗浄などに使われる超音波洗浄機が大きくなったような機器で専用の洗剤を使用し、
かなりホイールの汚れを落とすことが可能です。

車検や点検、ブレーキパッドを低ダストタイプのパッドに替えた際やタイヤ交換のタイミングなどでの施工をおすすめいたします。
施工出来ないホイールもございますので、詳細は弊社までお問い合わせくださいませ。

メンテナンスインターバルリセット、エンジンルーム清掃、
バッテリーの充電などコンディション調整を実施し、納車させていただきました。

この度はご入庫いただき、誠にありがとうございました。

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トヨタ アルファード タイヤ交換

トヨタ アルファード タイヤ交換にて、ご入庫いただきました。

リフトで車両を上げタイヤを外していきます。

タイヤを外す際に普段お客様の手の届かないホイール内側の清掃を行います。

弊社では専用の超音波洗浄機を導入しており、より頑固な汚れ等も落とせるホイール洗浄と汚れをつきにくくするホイールコーティングの施工も承っております。

お気軽にお問合せくださいませ。

タイヤチェンジャーにタイヤをセットしタイヤの空気を抜いていきます。

表裏のビードを落とします。

ビードを落としたらアームを使いタイヤを剝いでいきます。

交換前のタイヤはかなり摩耗しており走行に危険を生じさせる手前の状態でした。

タイヤの使用限度は1.6mmまでありますが早めに交換してあげることで、走行性や雨天時のスリップの防止にもなります。

新しいタイヤを取り付ける前にエアバルブを新品の物にします。

交換せずに使用を続けるとゴム部品なので劣化によるエア漏れ等を引き起こします。

タイヤをはめたらエアバルブの位置に黄色のマーカー(軽点)を合わせ空気を充填しビードを上げます。

タイヤの交換が完了しました。

続いてバランサーを使いタイヤのバランス取りを行います。

数値を確認し適正な位置にバランスウェイトを貼り付けます。

貼り付け後もう一度バランスを確認しバランスが取れたら終了になります。

この度は、ご入庫いただき誠にありがとうございました。

Aston Martin RapideS ABSモジュール修理

アストンマーティン ラピードSのABSモジュール修理となります。

今回は、業者様からのご依頼となります。
メーター内に

・トラクションコントロールイチジオフ
・ABS/DSC ハヤイジキニテンケンヒツヨウ
・ABSチェックランプ点灯

が表示されているとのご用命を受け、車両お預かりさせていただきました。

アストンマーティン純正診断機にてまずは診断を進めさせていただきます。
診断機をあて、故障コード一覧を確認します。

エンジン関係には汎用テスターを繋いだ際に入力してしまうP1923/U0115が右バンクに確認され、
左バンクには触媒効率低下を示すコードP3070/P3071の入力がありました。

エンジン不調な時があったとのことで症状は出ておらず、
・ポンプコネクター溶損点検
・フューエルプレッシャー数値実測値
それぞれ点検し良好なことを確認しました。

また、触媒効率低下のコードがありましたので、O2センサーの波形を確認しましたが
大きな乱れはありませんでした。(写真を撮り忘れてしまいました。。。)

症状が出ていないこともありましたので、O2センサー交換または故障コード消去で様子見を提案させていただきました。
O2センサーは上流側4本下流側4本の合計井8本(約5万円/1本)の部品費用を鑑み今回は、様子見にてご了承いただきました。

EBS(Electronic Braking System Module)にはABSポンプ故障の関するコード40201Cの入力がありました。
こちらがABSチェックランプ点灯に繋がっております。

まずはABSモジュール接続部のコネクター部に断線や劣化がないことを確認します。

配線まわりに異常がないことを確認できました。

当初、本体交換にてご案内させていただいたのですが、
新品は国内在庫なし本国オーダーで高額となるので修理でとご用命いただきました。

同業他社様からのご提案ということで、信頼のおける修理業者様もご存知でご紹介くださり、
今回は、ABSモジュールの現品修理にて作業を進めさせていただきました。
早速、取り外し作業へ入ります。
左フロントのタイヤハウスの内側にABSモジュールはあります。

ブレーキフルードが垂れてしまうのでしっかりまわり飛び散らないように保護やキャップとなるものをつけておきます。
今回は、専門の業者様にて修理ですので梱包し、修理業者様へ発送しました。
基盤だけでなく、モーター部分もだいぶ腐食してしまっていたとのことです。
下記写真はモーター部分で、返送していただき中を確認することができました。

修理後のABSモジュールです。

早速取付け作業へ入ります。
取付け後はフルード漏れ等入念にチェックしますので、よりわかりやすいようにしっかり清掃清掃しながら取付けます。

取付け後、純正診断機にてエア抜き作業を行っていきます。
純正診断機にてブレーキシステムブリードという項目がありますので、
ABSポンプを意図的に動かしエア抜きをすることが可能です。
ここからは診断機の指示に従います。

純正テスターの指示に従い、各ブリーダーより十分エア抜きができました。
遂にコンプリートです。
最後にロードテストテスト実施し、フルード漏れがないことを確認しその上で故障コードが再入力しないか確認しました。

無事にメーター内の表示も消えました。

ABSモジュールの脱着が伴う作業は純正診断機を使用した作業が伴います。

弊社では、アストンマーティンに限らずポルシェ・BMW・メルセデスベンツ等輸入車メーカーを中心に純正診断機を取り揃えておりますので、
同業他社様からのご相談もお受けいたしております。

また、カーユーザー皆様のお困りごと等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ!

最後に各部機能チェックをご納車させていただきました。

この度は、ご用命いただき誠にありがとうございました。

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