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Aston Martin V12 VANQUISH トランスミッション載せ替え

アストンマーティンV12ヴァンキッシュのお客様、トランスミッション載せ替えのご依頼で入庫されました。

以前トランスミッションより異音がするとのことでご来店されたことがあり、その際は診断機で状況を確認し、点検・診断のみ実施させていただきました。
結果として内部故障の可能性が高いためトランスミッションの交換やオーバーホールでないと修理は難しい旨をご説明させていただきました。
しかしV12ヴァンキッシュのトランスミッションオーバーホールや新品の交換は費用の面からかなりハードルが高く、部品の入手も見通しが難しい状況です。

今回、スペアの中古トランスミッションが手に入ったという事で交換作業のご依頼をいただきました。
中古トランスミッションは国内で見つけたとのことでしたが、現状の国内のV12ヴァンキッシュ個体数を鑑みますとかなり奇跡的な事例です。
海外を含めて見つけようとしてもかなり期間をかけて探して見つかるかどうか…というレベルのはずです。
見つかったとしても当然程度は考慮できませんので、もし程度が良ければ稀有としか言えないものです。
結果的に今回の中古トランスミッションは内部からの異音も無く、使用するにあたり問題は有りませんでした。
事前の情報は多少あるにせよ、実際に搭載して走行するまで状況は不明ですので、半ば賭けではあります。

トランスミッション交換作業に入っていきます。
まずアンダーカバーを外しますが、V12ヴァンキッシュのアンダーカバーを外すにはかなりの数のボルト類やスペーサーを取り外していきます。
重量もありますので作業は慎重に行います


エキゾーストパイプ後部には断熱材が巻かれているので断熱材を外し、エキゾーストパイプを外します。

プロペラシャフトを外します。

V12ヴァンキッシュのトランスミッションは車両前部にオイルポンプが付いており、オイルクーラーへミッションオイルを循環させています。
その配管が接続されているので配管を外していきます。


ASMオイルポンプからの高圧ホースとリザーブへ戻すための低圧ホースのクイックカプラを切り離します。
こちらはカプラを切り離してもオイルラインにオイル漏れやエア噛みしない構造のカプラになっており、切り離す際もオイルは漏れません。


ASMシステムのバルブボディやミッションの各センサーやスイッチからカプラーを外し、車両側ハーネスを外していきます。

ボディセンタートンネルとトランスミッションの隙間はかなり狭く、何か作業できるような隙間はありません。

トランスミッションの内部構造は通常のマニュアルトランスミッションと同じですが、機械によりシフトチェンジするASMシステムが大きな違いです。
シフトチェンジのための油圧アクチュエータとバルブボディがトランスミッションの後部に付いています。

ベルハウジングからトランスミッションを切り離して下ろします。
ベルハウジング内部もスレーブシリンダのストロークセンサーやインプットシャフトの回転センサーなどハーネスが入っているのでハーネスを傷めないよう慎重に外していきます。


スペアの中古トランスミッション。

スペア中古ミッションとの各部品の状態を比較した結果、現車のスレーブシリンダやバルブボディ、シフトアクチュエータをスペアのトランスミッションへ移植します。
シフトアクチュエータを脱着に伴い、センサーで認識しているニュートラル位置と各シフト位置が規定位置に入っているか確認作業をします。
確認の結果ズレがあればシフトアクチュエーターの位置を調整します。今回はシフトアクチュエータ脱着したため調整まで実施しました。
この調整作業は車載状態では不可能で、ミッション本体が車体から降りた状態の時しかできません。
異常が無くとも走行により位置ずれが生じる場合があるのでクラッチ交換などミッションを下ろしたタイミングで出来るだけ実施します。

アクチュエータをはアルミのブラケットを介してボルト4本でミッションに固定されていますが、後ほど調整する可能性があるのでこの移植段階では仮固定です。

ベルハウジング内部に接続するハーネスに損傷がありましたのでハーネスを修理します。
トランスミッションが降りていないと作業できない箇所です。


今回ベルハウジングも交換するので取り外しますが、ベルハウジングにはスターターモーターが固定されておりスターターモーターを取り外さないとベルハウジングが外れません。
右フロントタイヤハウスからスターターモーターの取付ボルトを緩めました。
スターターモーターを留めているボルトとエンジンブロックの間が非常に狭いためボルトの脱着が困難です。


スペアミッションのベルハウジングを取外し、エンジンへ取付け、スターターモーターを復元します。

ここまで準備ができたところで、トランスミッションのニュートラル位置、シフトアクチュエーターのシフト位置調整を行います。

SSTの延長ハーネスでエンジンハーネスをエンジンルームから、トランスミッションコントロールモジュール(TCM)からのハーネスを助手席足元からそれぞれ延長してSSTの疑似ミッションハーネスへ接続。

トランスミッションはミッションジャッキに固定してリフトで上げた車両下へ配置し、車両ASMポンプからの高圧ホースとリターンホースを接続します。
SSTの疑似ミッションハーネスを各コネクタへ接続します。

作業はイグニッションをON状態で操作することが多いためバッテリー上がり防止と電圧確保のため給電用の電源を接続します。

診断機を接続し、この状態でイグニッションをONして診断機を起動。
SSTを使用してまずニュートラル位置の検出と調整、シフトアクチュエーター、シフト用シャフトの固定をし、各ギヤのシフト位置検出と調整と進めていきます。

ターゲットと現在のニュートラル位置が表示されるので、ターゲット内に黒い点を入れるようにします。
さすがに初期位置はずれているので位置を調整。

調整後はターゲット内にニュートラル位置を表す黒い点が入るようになりました。

ギヤ位置確認と調整。


シフト位置確認と調整。

ここまで調整したら各SSTハーネスやホース類を取り外し、ミッションを車体に搭載していきます。
ミッションを上げつつ接続する車両ハーネスを損傷しないよう搭載します。搭載後ではコネクタの接続ができない箇所があるので、車両ハーネスを各コネクタへ接続しながら慎重に搭載します。
後部のミッションマウントを取り付け仮固定します。

この状態でハーネスの接続に不備が無いかなど確認。ASMポンプからのホースを接続し、搭載状態でのシフト位置を診断機で確認していきます。

この状態でもシフト位置が正常であることが確認出来ました。
場合によっては搭載後シフト位置のずれが発生してしまうため、その際は再度ミッションを下ろしてシフト位置の調整を行うという手間が発生してしまいます。

搭載後のシフト位置ずれ、作動に問題が無かったのでミッションマウントを固定し、ベルハウジング接続部の本締め、各ハーネスやコントロールユニットの接続と固定、各ホース類の接続、スターターモーターの取付、プロペラシャフト取付など復元作業を進めます。
トランスミッションオイルを補充します。
V12ヴァンキッシュはトランスミッションオイルにD-3タイプのATFを使用しております。

ミッションオイルは指定品を使用することをおすすめします。
念のためASMオイルの量を確認。タンクが2段構造です。

駆動系部品など復元後、再度リフト上でシフトが問題なく出来るかエンジンを始動してトランスミッションの動きを確認します。

各シフトが問題なく作動することが確認出来ました。
同時に脱着に関連する箇所の状態とオイル漏れなどが無いか下回りの状態を確認し、走行可能な状態にします。
路上にて試運転を実施し、ミッションの作動確認、オイル漏れなどを点検。
問題無い状態が確認出来ましたので、バッテリーの充電など車両のコンディションを整えまして納車させていただきました。

この度はご入庫誠にありがとうございました。

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Audi A7スポーツバック ホイール交換

アウディA7ホイール交換のご依頼にて入庫いたしました

20インチの純正ホールから

21インチのRS6style 5Yスポークホイールへ交換です

タイヤはピレリのP ZERO

早速タイヤを組んでいきたいと思います!

と、その前に。。。

新品のホイールに傷がつかないようにしっかりと養生テーピングをします

新品ホイールにはエアバルブが付いていないので新品を装着

組み付けていきましょう!

径が大きく扁平タイヤは入りにくいのでタイヤ(ビード)を切らないように

タイヤを組み付けた後はホイールバランスもしっかりとります

ホイールがブラックなので目立たないようにバランスウエイトもブラックを使用

きっちりゼロに調整します

スポークが細くブレーキキャリパーが見えやすくなったので綺麗に

ホイールが変わっただけで引き締まった感じでだいぶ印象が変わりますね

この度はご入庫誠にありがとうございました

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Aston Martin DB9 Volante 車検整備②

アストンマーティン DB9ヴォランテの車検整備となります。
先日、車検時の受入からお見積り内容までをご紹介させていただいた車両の続きで整備作業となります。

弊社にて、車検毎にご案内しております各種消耗品の交換作業をお見積り内容に沿って、順次行っていきます。
まずは、エンジオイルとエンジンオイルフィルターの交換です。
WURTHのフラッシングトリートメントを実施します。
フラッシングトリートメントは古いオイルを抜く前に規定量を添加し、10分程度アイドリングさせ、
エンジン内部隙間の汚れを溶解させエンジオイルと一緒に排出し、
エンジン内部を清浄化及び新しいオイルの性能を最大限に引き出し効果があるとされています。
清浄なオイル経路は、潤滑性能を最適化し、エンジン部品の摩耗を低減させ、結果として燃費の改善やエンジンの寿命の延命にも繋がります。

 

こちらのフラッシングトリートメント実施の際にオイルフィルターも要交換となりますので、
車検整備の際に弊社ではおすすめしております。
アストンマーティン12気筒のドレンボルトはシール剤と一体型となっており
ワッシャーは使用していない為、再利用不可ですのでエンジンオイル交換毎に要交換となります。

エンジンオイルと一緒にWAKO’S スーパーフォアビークル シナジーを添加します。
エンジン内部の摩擦・摩耗を防止するだけでなく、エンジン内部を綺麗に保ち、
保護することができますので、エンジンの寿命延長や静粛性の向上が期待できます。

次にブレーキフルード交換となります。
ブレーキフルードは空気中の水分を吸収するため、時間が経つにつれて水分量が増加し劣化します。
水分を吸収すると沸点が下がり、高温時に沸騰しやすくなります。
ブレーキフルードの沸騰により気泡が発生し、ペダルを踏んでも力が伝わらなってしまい
ブレーキが効かなくなる危険性がありますので、車検毎要交換となります。
当工場では圧送機を使用しています。

圧送したブレーキフルードを各キャリパーについているブリーダーから古いブレーキフルードを排出させて交換していきます。

ブリーダー清掃時に同時にキャリパーやハブまわりの清掃を行います。
清掃後はグリスアップをすることで錆や固着の防止にとなります。

タイヤは車両へ復元する前に普段の洗車では手の届かないホイールの裏側やナット取付部の清掃をします。

パワーステアリングフルードの交換です。

油圧式パワーステアリングでは、フルードの劣化によるパワステポンプへの過負荷及び故障を防ぐため、
定期的な交換が必要です。交換の目安は走行距離2万~5万kmごと、または2~3年ごとですので
なるべく車検毎の交換をおすすめいたします。
異音やハンドルの重さ、オイルの変色・異臭といった劣化症状が出る前の交換おすすめとなります。

タンクより抜きとった古いフルードです。
かなり黒く、汚れが目立ちます。

新しいフルードです。

エアコンガスのメンテナンスです。
TEXA780Rにてメンテナンスと行います。

車のエアコンガスは年間約3パーセントから5パーセント減少していくそうで、
規定値400gの場合、5年後には300gまで減少してしまうそうです。
エアコンガスは規定量の充填がされていないと100%の性能を発揮出来ません。
エアコンガス不足で使用をつづけた場合、室内温度が下がらない、燃費悪化、
コンプレッサーの故障の原因となってしまいます。
そこで、TEXA780Rはお車のエアコンガスを一度回収してガスに含まれているオイルや不純物を取り除き充填してくれます。
そして車両に規定値量のエアコンガス(不純物を除去したガス+不足量)とオイルを充填。
規定値量を充填することで、エアコン本来の性能(効き)を発揮してくれます。

エアコンガス及びコンプレッサーオイルの回収、リサイクルを車輛の規定値に合わせて充填します。
また、新しいR1234yf冷媒を搭載した新しい車両にも対応しています。

メンテナンス前後で吹き出し口へ温度計をあててみたところ差がでました。

その他、各種消耗品の交換をしていきます。
こちらはエアコンフィルターの交換です。

ワイパーリフィールの交換です。

車両を傷つけないようにワイパー交換モードへ移動し作業をしております。

WAKO’Sクーラントブースターを冷却水に添加します。
冷却水の性能維持効果があり、性能を維持することにより劣化を遅らせ交換時期を延命しますので、
結果的に経済的にもなりますし、その分廃冷却水が出ませんので地球にも優しいです。

キーバッテリー交換です。
2年を超えるとキーの反応が悪くなりますので当工場では車検毎にサービスにて交換させていただいております。
アストンマーティンのキーバッテリー交換は国産車に比べて難易度が高いのでご入庫の際にお声掛けいただければ車検ではなくとも交換させていただきますのでお気軽にお申し付けくださいませ。

最後にロードテスト等行い不備等がないことを改めて確認し、作業完了となります。
車検点検時のみ洗車特典がついております。
お返し前には純水器にてユーザー様の大切なお車に洗車時の水垢が残らないように洗車をしております。

この度は、車検整備のご用命誠にありがとうございました。

 

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テスラ モデル3 タイヤ交換

テスラ モデル3 タイヤ交換にて、ご入庫いただきました。

車両をリフトに入れリフトアップさせタイヤを外していきます。

入庫時に空気圧の警告がタッチスクリーンモニターに表示されていました。

外したタイヤを見てみるとサイドウォールなど部分的に損傷していたり、ワイヤーが露出している状態でした。

ワイヤーが露出した状態やサイドウォールが損傷したままで走行を続けるとバーストを起こす可能性があるので非常に危険です。

ちなみにタイヤの残量が少なかったり(スリップサイン以下)、ワイヤーが出ている状態では車検の検査は通りません。

タイヤチェンジャーにタイヤをセットします。

上下のビード部分を落とします。

古いタイヤを取り外します。

新しいタイヤを組みつけます。

この車両はTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)がついているので、バルブコアのみ新品に交換します。

新しく組んだタイヤに空気を充填します。

 

規定の290kPaに合わせます。

組み換え後はバランサーを使いバランス取りを行います。

バランス取りが終わりました。

タイヤを装着する前にホイールの内側を綺麗にします。

タイヤ交換後にテスト走行を行い空気圧の認識を行います。

この度は、ご入庫いただきありがとうございました。

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Ford Focus 1.5 ecoBOOST タイミングベルト交換

フォード フォーカス 1.5エコブースト
タイミングベルト交換等、各種メンテナンス実施のためご入庫いただきました。

マッスルカーと呼ばれるマスタングや、F150等のピックアップトラックといったイメージの強いアメリカフォードではなく、フォーカスはヨーロッパフォードに分類される車種になります。

モデルでいいますと3代目になりますが、このフォーカスは日本国内では見かけることは多くはありません。

時代に合わせたダウンサイジングターボエンジンに信頼性重視のトランスミッションを搭載し、日本市場でもニーズを獲得できる十分なポテンシャルがあったにも関わらず、販売開始後すぐにフォードが日本市場から撤退したため非常に短期間で販売を終了してしまいました。

現在でも日本国内でフォードの整備を得意とする整備工場様は複数存在するようです。
当店でもフォードの整備が可能ですので、メンテナンスをご検討のお客様はお気軽にお問い合わせくださいませ。

車両を整備エリアへ移動させ、作業に着手。

タイミングベルト交換から進めていきます。
補器ベルトやエンジンマウント等、周辺部品を取り外しタイミングベルトへアクセスします。

カムシャフト及びクランクシャフトの位相ズレ防止のためにSSTを使用し、固定します。

1.5L/1.6Lエコブーストエンジンはクランクシャフト側のタイミングベルトスプロケット、及びクランクプーリーにクランクシャフトと適正な位置で嚙み合うためのキー溝が刻まれておりません。

またクランクプーリーにはクランク角センサーがパルスを検知するための規定位置が存在します。

クランクプーリー、及びスプロケットを取り外した後に万が一クランクシャフトを回転させてしまうと適正なタイミング位置でクランクプーリーを取付けることが不可能になり、エンジン始動不能に陥ります。

フォードのタイミングベルト交換は適切な整備マニュアル、SSTを所有する整備工場へのご入庫を強くおすすめさせていただきます。

なお、余談ですがフィエスタに搭載されております1.0Lエコブーストエンジンもタイミングベルトを使用しておりますが、こちらは欧州車に散見される「湿式タイミングベルト」方式を採用しています。

湿式タイミングベルト方式は通常のタイミングベルト方式と比較し、エンジンオイル管理等によりベルト寿命が左右されるケースがございます。

どのお車にも言えることですが適切な走行距離、年数等、基本を守った整備を励行し故障のリスクを避けることが重要です。

タイミングベルト新旧比較。

今回は社外優良品に交換することになりました。

取り外した旧タイミングベルト。
若干のヒビが見受けられましたが、重大な劣化ではございませんでした。

クランクシール、カムシールにオイル漏れ、滲みもなく良好な状態です。
タイミングベルト/テンショナーを交換後、各部品を復元していきます。

前述のとおりクランクプーリーにキー溝がございません。

SSTを使用し、然るべきクランク角度でパルスをピックアップする位置に取付けます。

プーリー取り付け後はクランクシャフトボルトを規定トルクで締め付け。

タイミングベルト交換作業は完了です。

ご用命によりATFを交換します。

「無交換で問題なし」「交換するとミッションが壊れる」といわれることのあるATFですが、個人的にはそうは思いません。

高度かつ複雑な変速機構の作動をつかさどるフルードは適切な走行距離、年数で交換をした方がトランスミッション寿命を延ばせると考えます。

ただし、過走行車両や既に不具合の兆候が見られる車両のATFを交換すると不具合が表面化してしまう場合もございますので、一概に全ての車両に対してATF交換を推奨はいたしません。

「ATFを交換するとミッションが壊れる」という言い方は半分は正解で、半分は不正解です。

「ATFを交換したからミッションが壊れた」のではなく、「もともと不具合を抱えながらも体感できる症状を確認できないまま走行できていたミッションが、ATFを交換したことにより潜伏していた不具合が体感できる症状として表面化してしまい、ここでようやく人間が不具合があると感じ取れるようになった」というのが正解です。

オートマチックトランスミッションは不具合を感じてから整備、修理を検討され整備工場へ入庫されますと往々にして高額な修理代が発生してしまう、いわば「手遅れ」の状態に陥りがちです。

不具合を感じる前に、然るべきタイミングで「予防整備」としてATFを交換されることをおすすめさせていただきます。

新しいATFをミッションに充填。
油温を規定値まで上昇させ、オーバーフローさせます。

規定量に調整し作業完了です。

併せてエアコンガスメンテナンスを実施いたします。

定期的なエアコンガスのメンテナンスはエアコンの効きを最適化するだけでなく、システムの負担を減らし部品の故障リスクを低減する効果があります。

エアコン関連は故障すると修理費用が高額になる傾向にありますので、ATF交換と同様、費用対効果の高い予防整備メニューと考えます。

エアコンガスメンテナンスのみのご入庫も承りますので、当店へお気軽にお問い合わせくださいませ。

4輪ホイールアライメント調整を実施。

当店はAUTELのアライメントテスターを導入しております。

通常のアライメント調整だけでなく、ADASと呼ばれる先進運転支援システムのキャリブレーション等も可能です。

各種メンテナンスが完了し、ご納車をさせていただきました。

この度は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。

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AstonMartin V8vantage エンジン不調修理

アストンマーティンV8ヴァンテージのエンジン不調の診断・修理となります。

エンジンが振動する時があったとのことでエンジン不調(チェックランプ点灯は無し)診断
のご依頼いただきました。

まずは車両の状態を確認します。
エンジンをかけてみると常時ではなく時々振動がします。
AMDS(アストンマーティン純正診断機)をあて、故障コードの過去歴を確認してみます。

 

エンジン関係に振動に繋がるような故障コードの入力はありませんでした。
振動が失火のようでしたので、失火カウンターも念のためチェックします。

失火の検出がある場合は該当シリンダーの番号の部分がカウントされるのですが、今回検出はありませんでした。
実際にスパークプラグの状態を目視確認します。
全数(8本分)確認をします。

焼け具合に目視で分かるような異常は見受けられませんでしたので復元します。

KOERテスト(キーON・エンジンRUN)テストにてエンジンをかけた状態でどこに不具合があるかを検知してくれるテストを実施しました。

テストが途中で中断されてしまいました。
点火タイミングの保存値を確認するとそもそものデータが飛んでしまっていました。

この影響で車両側が故障コードを拾えていなかったと推測し、
エンジン不調が常時ではなく、たまにということもあり、エンジン学習を行いました。

再度ロードテスト等実施し、車両の状態を改めて確認していきます。
この頃には症状が入庫時より顕著に出るようになっていましたので、
再度、AMDSにて故障コードを確認していきます。

P0305 5番シリンダーにミスファイア(失火)
P2197 バンク2センサー1のO2センサー故障コード
の入力がありましたのでそれぞれについて診断を進めていきます。

まずは、失火カウンターの確認です。

5番にかなり失火検出があります。
次に5番のスパークプラグのみを隣の6番と入れ替えて失火が移るか確認します。

スパークプラグのみを入れ替え、カウンターも6番に入りましたので
イグニッションコイルの故障ではなくスパークプラグの故障と診断をいたします。

現状、実際に故障しているのは1本のみですが、
同じ環境で同じ期間使用されている他のスパークプラグも徐々に故障する可能性が高いです。

該当箇所のみ交換をするか、念のため全数交換をするかをお客様にご判断いただき、
全数交換をご希望されましたので今回は、全数交換にて作業を進めさせていただきます。

この段階でかなり振動がありましたので、失火がO2センサー故障コードに影響を与えている
可能性や車両への悪影響を考慮し、ひとまず交換作業をさせていただきます。

交換作業が完了しエンジン振動が無事に無くなりましたので、
診断機接続し、コードリセットとエンジン学習値の再学習を実施しました。

その上でO2センサーの波形も念のため確認します。
波形確認時はしっかり暖気してから行います。

若干波形乱れはありましたが、今すぐ交換の必要は無い程度でした。
ロードテスト後も故障コードの再入力はありませんでしたのでO2センサーに関しては
様子見にてご案内させていただきました。

最後に各部機能チェックし、ご納車させていただきました。

今回は、症状が出ていてもチェックランプ点灯がしていなかったです。
症状も常にではなくたまに出る程度でしたが、お早めにご連絡いただいたことで
O2センサーの交換の必要がなかったので修理金額を抑えることにも繋がりました。
何かいつもと違うなと感じましたり、ご不安なことがございましたらお気軽にご相談くださいませ。

この度は、修理ご依頼誠にありがとうございました。

 

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Aston Martin V12 Vanquish ASMフルード漏れ修理

アストンマーティン V12ヴァンキッシュ

英語で「打ち負かす」、「征服する」、「克服する」の意味を持つ「Vanquish(ヴァンキッシュ)」
アストンマーティンのフラッグシップマシンにい相応しい車名です。

イギリスはニューポートバグネル工場で、人の手で組み上げられたヴァンキッシュは大量生産された工業製品としての自動車とは一線を画す魅力がございます。

ヴァンキッシュも3代目となる現行モデルが発表されたことは記憶に新しいですが、ヴァンキッシュといえば映画「007」シリーズにも登場したこの初代モデルがお好きな方も少なくないはずです。

ボンドカーとしての側面も持つヴァンキッシュですが、生産されてから20年近くの年月が経過し、故障に伴う大掛かりなメンテナンスも珍しくなくなりました。

こちらの車両は走行不能となってしまい、レッカー入庫となりました。

V12ヴァンキッシュの変速機構はマニュアルトランスミッションがベースとなっており、車両がドライバーに代わってクラッチの断続、及び変速を行います。

クラッチの断続、変速は油圧で制御されており、フルードが漏れた場合、走行不能になってしまいます。

車両を整備エリアへ移動させ、リフトアップ。
エンジンとトランスミッションの接合部付近よりフルードの漏れが見受けられました。

漏れ箇所を特定するためにトランスミッションを車両から降ろします。

トランスミッションインプットシャフト側

写真赤丸部分、クラッチを断続するスレーブシリンダーに繋がるASMホースからフルードが漏れていたようです。
今後も安心してお乗りいただけるよう、ASMホースは全数交換させていただくこととなりました。

クラッチを断続するための部品「スレーブシリンダー」

こちらもASMフルードの油圧がかかる部品です。

部品供給の関係で今回は新品交換ではなく、現品オーバーホールで対応いたします。

スレーブシリンダーのオーバーホール完了まで時間がかかりますので、別の作業に移ります。

現在の走行距離を鑑み、併せてクラッチプレート/カバー/パイロットベアリングを交換いたします。

V12ヴァンキッシュ/V8ヴァンテージ/V12ヴァンテージS等、マニュアルトランスミッションをベースとした変速機構を採用している車両は定期的なクラッチ交換作業が必要となります。

クラッチ関連部品交換後、各部を規定トルクで締め付け実施。

当店はV12 ヴァンキッシュをはじめアストンマーティンの整備マニュアルを各種保有しておりますので、正確な情報をお調べすることが可能です。

スレーブシリンダーのオーバーホールも完了しましたので、トランスミッションまわりの整備作業に移ります。

ASMフルードが漏れて汚れたハウジングを清掃し、スレーブシリンダーを取付けます。

バルブボディに取付けられているASMホース。
経年により変色、劣化が見受けられます。

上記写真部分を含む、すべてのホース類を新品に交換。

ASMホースは経年劣化によるフルード漏れが往々にして発生してしまう部品です。
V12ヴァンキッシュのASMホースは純正新品としてホースのみの供給は無し、バルブボディAssyの構成部品にホースも付属してくるという供給設定のみとなります。

バルブボディAssy交換と比較してリーズナブルに、安心してお乗りいただけるよう、今回のように社外品のASMホースを入手し交換をする整備の方向性も有効かと考えます。

またV8ヴァンテージ/V12ヴァンテージS等に採用されておりますスポーツシフトのASMホース交換作業も承っております。

ASM関連部品の劣化が気になる、走行不能になる前に予防整備として交換を検討されているお客様はお気軽に当店へお問い合わせくださいませ。

ASMホース交換後はトランスミッションギヤセレクター部分の整備へ移ります。

走行中の変速時、シフトミスをするときがあるので改善したいとご用命いただきました。
トランスミッションギヤセレクター部分のガイドプレートに原因があると考えますので、部品を取り外し確認します。

取り外したシフトセレクターガイドプレート
油圧でギヤセレクターを動かしHパターンガイドの溝をキーがスライド、変速をします。

プレートのガイド部分にキーと強く接触、削れた跡がありました。
これが原因でスムーズに変速できず、シフトミスを誘発していたと考えられます。

キーとの接触を避けるため、プレートに加工を施します。
加工後はトランスミッションへ元通り組付け、トランスミッション搭載前に動作テストを実施し確認します。

V12ヴァンキッシュはトランスミッションを車両へ搭載してしまうと、スペースの問題で各種調整ができません。

アストンマーティン純正特殊工具を用いて、トランスミッションを搭載せずとも車両と接続している状態にします。

当然ですがこの作業もアストンマーティンから供給される整備マニュアルに記載されており、正規手順を踏んだ作業になります。

この独特な調整作業はV12ヴァンキッシュ以外には存在しないでしょう。

シフト位置を診断機で確認、ズレもなく良好です。
ガイドプレート加工後は違和感なくギヤが入るようになりました。

ギヤセレクターポジションが規定位置に収まっているか確認。

写真の緑~黄色の範囲内に黒い点が収まっていれば規定値内となります。
微調整を繰り返し、無事に中心値に納めることができました。

全ての調整作業完了後、トランスミッションを車両に搭載します。

トランスミッション搭載後はプロペラシャフト等も組み付け車両を復元。
走行、及び変速フィールが正常かチェックのために試運転を実施します。

問題なく走行ができることを確認、整備完了となりました。

アストンマーティンを代表する貴重な一台も時代の流れには逆らえず、徐々に入手不可能な部品も増えてきてしまいました。

アストンマーティンの伝統と歴史を守る意味も込めて、我々もできる限りのメンテナンスをさせていただきたいと思います。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

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Aston Martin DB9 Volante 車検整備①

アストンマーティン DB9ヴォランテの車検整備となります。

今回は、車検時の受入からお見積り内容までをご紹介させていただきます。

まずはエンジンルーム内の油脂類の状態やオイル漏れの有無ベルトの状態等点検をしていきます。
エンジンオイルの量や色、汚れをチェックします。
あまり乗られていなくても劣化しますので1年毎の交換おすすめさせていただいております。

同じようにパワーステアリングフルードのレベルや色、汚れをチェックします。
極端に減ってしまっている場合は、経路に漏れがないかを確認します。
交換歴がありませんでしたので、今回は、交換をご提案させていただきました。
目安としまして、3万~5万kmまたは3年~5年に1回は交換おすすめとなります。

ブレーキフルードも同じように量や色を確認します。
ブレーキフルードは水分を吸収してしまいブレーキが深くなったり効きに変化をもたらしてしまう為、車検毎の交換をご案内させていただいております。
また、目視だけでなく専用のテスターにて濃度を確認します。

冷却水も同じように目視にて量や汚れを確認後、専用のテスターにて濃度を確認します。
不凍液%が30%を切ると交換時期となります。
不凍液%は水道水の補充や経年劣化により下がって来ますので、1年毎の点検をおすすめします。

次に、バッテリーの状態を点検していきます。

ご入庫前にバッテリーが上がってしまい、ご自身で交換されたとのことですので、
バッテリー本体の電圧は異常なしでした。

次にバッテリー上がりの原因を調べていきます。
暗電流が何かの条件で流れてしまっていないかを暗電流テスターにて確認し、問題ありませんでしたが、
ヴォランテ車両でルーフモジュールが誤作動をするという事例がありましたので、
念のため、アストンマーティン純正診断機にて各モジュールがおかしな動きをしていないか時間をかけて点検していきます。

こちらは、お客様の保管状態と同じ車両状態にし、診断機を繋ぎ夕方から翌日の午前中いっぱい繋いでおき、
誤作動を起こしてしまっていないかのチェックをしています。

19時頃に車両のキーロック後には動いた形跡は見つかりませんでしたので正常な状態と判断いたします。
そこで走行距離を確認すると前回入庫時(1年3か月ほど前)より586㎞ほどしか伸びていませんでした。
保管状態を確認すると保管場所はコンセントがなく充電機を繋いで置けない場所とのことでした。
今回は、あまり乗られる機会が少ないようでしたら充電可能な環境で保管することをおすすめさせていただきました。
次にタイヤを外し一輪ずつ状態を確認していきます。

主に摩耗状態やひび割れ等がないことや製造年/変摩耗等していないことを確認していきます。
タイヤ地面を直に捉える為、交換時期をスルーしていると事故に繋がりますのしっかりチェックしていきます。
次にブレーキ周りの点検となります。

こちらはブレーキパッドの残量のチェックをしています。
摩耗具合で内外差や左右差の有無やブレーキホースの状態・ディスクローターの状態/摩耗具合等確認していきます。
お預かり時に車両状態チェックさせていただくと左側のサイドリピーター(ウインカー/ハザード)のカバーは無くなってしまっています。
これでは車検不適切な為、要交換となりますので、早速交換していきます。

新旧品です。

外したあとには清掃してから取り付け作業へ入ります。

新品の取り付けさせていただきました。

点灯確認をし復元していきます。
その他、足回り・下廻り・エンジン関係等故障や車検不適合がないことを確認し、車両に合った内容にてお見積書を作成し、お見積りをご案内します。

 

長くなってしまいますので各種作業については次回以降ご紹介させていただきます!

車検のご用命誠にありがとうございました。

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メルセデスベンツC200 法定24ヶ月点検(車検)

メルセデスベンツC200

法定24ヶ月点検にてご入庫いただきました。

法定項目に従い各部点検を行っていきます。

 

まずはエンジンルームから作業に入ります。

バッテリーの点検を行います。

年数が経ち劣化が進むと始動時に車への負担が大きくなり、バッテリー上りも引き起こします。

早めの交換をすることで車への負担も低減されます。

ブレーキフルードの点検をします。

こちらも年数が経ち交換を怠っていると水分を吸収し沸点が低下して最悪の場合ブレーキが効かなくなる恐れがあります。

2年毎の交換がおすすめです。

交換が終了したら液面の調整をします。

冷却水の点検をします。

液面の調整と同時に添加剤の注入をおすすめします。

添加剤をいれることでより長く性能を維持できます。

 

エアークリーナーエレメントの点検をします。

清掃を実施しゴミなどを取り除き必要な量の空気を吸入できるようにします。

あまりにも汚れていて劣化しているものは交換します。

 

エンジンオイルの交換をします。

交換前に専用のフラッシング剤でエンジン内部の異物や汚れを取り除いて洗い流します。

オイルを抜いたら規定トルクでドレンボルトを締めます。

併せてオイルエレメントも交換します。

新しいエンジンオイルを入れる際に添加剤を入れるのをおすすめします。

エンジン内部の摩耗を防ぎ保護しエンジン性能の低下を抑えます。

オイルを入れたらレベルゲージで油量を確認します。

エアコンメンテナンスをします。

ガスを回収し規定量のガスを注入します。

メンテナンス後に添加剤を注入することでコンプレッサーの寿命を長くし冷却性能を向上させます。

足回り・下回りの点検をします。

締め付け確認をしボルト類の緩みがないか確認します。

ブレーキパッドの残量を確認します。

5mm以下になると交換推奨です。

点検時にタイヤの脱着をし普段手の届かないホイール内側を清掃します。

ワイパーのゴム部の点検をし必要に応じ交換します。

ゴム部が劣化すると捌けが悪くなり運転に支障がでます。点検毎の交換をおすすめします。

エアコンフィルターの点検をし必要に応じ交換します。

定期的に交換することで目詰まりや悪臭を防げます。

 

こちらの車両はブレーキランプのバルブが切れており車検不適合なので全数新品に交換しました。

フューエルキャップのひもが切れている為、交換します。

燃料の添加剤を注入します。

添加剤を入れることで燃料ラインの洗浄、タンク内の防錆などがあります。

年数や保管状況によってヘッドライトは黄ばみが生じます。

専用の溶剤で磨いてあげることにより綺麗さが蘇りヘッドライトの光量も回復します。

車検を受ける前に専用のテスターで光軸とサイドスリップを調整します。

適正な位置に調整しました。

 

光度も問題ありません。

作業完了後にエンジンルームを清掃します。

この度は車検でのご入庫誠にありがとうございました。

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LEXUS NX350h 室内消臭

LEXUS NX350h 室内消臭にて、ご入庫いただきました。

室内消臭の施工をしていきます。

お客様よりエアコンを使用した際に異臭がするとの、ご依頼をうけました。

車両のシガーソケットより電源を供給し専用の機械を助手席の足元に設置します。

こちらの機械はオゾンを発生させ臭いを分解し無臭にします。

ホテルでの導入実績もNo.1で施工した際の効果は絶大です。

こちらはオゾン発生器を使用した実験結果です。

オゾン発生器を使用することで菌が99%消滅しております。

併せてカーメイトさんのDr.DEOを使用し除菌も行い室内の臭いを徹底的に無くします。

除菌施工後はドア等を開け換気します。

最後にPITWORKの、わさびd’airをエアコンフィルターに設置しエアコン稼働中の除菌もしていきます。

この度は、ご入庫いただき誠にありがとうございました。

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