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NISSAN BLUEBIRD MAXIMA エアコンシステム電動化

日産ブルーバードマキシマにお乗りのお客様、エアコンシステム電動化にてご入庫いただきました。

純正のエアコンは年式的に冷媒がR12を使用したシステムで、これまでも何度か修理してはおりましたが、
部品を交換修理をしても再度ガス漏れが発生したりと中々安定した状態になりませんでした。

部品も順次廃番になってしまっている状況もあり、この度電動化するご提案をさせていただいたところ承諾をいただき作業となりました。

今回の車両に電動エアコンを取付ける際の項目としては
・電動コンプレッサーの取付位置選定、マウント製作取付け
・高出力オルタネータへ交換
・オルタネーターの取付位置調整、マウント製作、ベルトライン調整
・コントローラー取付け
・コンデンサー、電動ファン取付け
・電動コンプレッサー稼働率調整スイッチの追加設置
・コンプレッサーコントロール信号への接続、配線
・高圧、低圧ホースの作成、取り回し
・電源ハーネスや各ハーネス、ヒューズ取付け
・エバポレーターへのホース接続
・作業に伴う内外装脱着
上記のような作業があります。
作業の内容や項目は車種やご要望により変動します。

以下、作業後の車両の状態写真になります。
全体のレイアウト
ラジエーターに沿わせて新規のエアコン配管が取り廻してあります。

コンプレッサーはほぼ元のレイアウトを踏襲しておりますが、マウントは完全に新規に製作していただき、
ラバーを介しておりますので振動面でも対策されております。

オルタネーターは純正に近い位置ですが、マウントは製作となりました。
純正のベルトレイアウトとは完全に変わりましたので、適切な長さのベルトに変更されました。
調整機構は別途製作しております。
オルタネーターのマウントの製作、プーリーの加工によるベルトラインの調整など目立たないのですが
普段使いや耐久性の面で重要な個所をしっかりと作っております。

オルタネーターは純正品よりも高出力のものに変更されています。

コンプレッサーの前付近にシステムのコントローラーが取り付けられています。

コンデンサーは純正品を撤去し、同じ場所に新規のコンデンサーを配置していただきました。違和感なく収まっております。

今回、純正のエバポレーターを生かしていただいているので、エバポレーターへホースを繋ぐパイプ部分を製作していただきました。
地味ですが、車両に合わせた細かい作業のおかげですっきりと収まっています。

純正のエバポレーターを生かしたことで純正エアコンユニットはそのまま使用できるようになっております。
室内にはコンプレッサーの稼働率を調整するスイッチが増設されるだけで、ほとんど純正の状態を保っています。

電源ハーネスやヒューズ、ホースのステー、リキッドタンク等、違和感なく取り付けしていただきました。
電動エアコンシステムは消費電力が大きいため、車両によってはバッテリーサイズを変更した方がよい場合があります。

今後エアコン関係に故障が発生したとしても部品用達が容易になり修理可能な状態になりました。
そのことにより維持への負担が軽減される効果が期待できます。

部品調達が難しい車種や、年式の古い車などは今後快適にお乗りになるための有効な手段といえます。
作業期間は車種によって差が有りますので都度お問い合わせください。

この度はご入庫いただき誠にありがとうございました。
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Mercedes-Benz C200 ブレーキパッド交換

メルセデスベンツ C200 ブレーキパッド交換にて、ご入庫いただきました。

お客様よりブレーキパッドの交換作業の依頼を受け、作業させていただきました。

お客様より、お車を預かり後メーターにブレーキパッド摩耗点検の警告が出ていることを確認しました。

タイヤを外しブレーキパッド残量の確認をしたところリアのブレーキパッドがかなり減っている状態でした。

ディスクローターも交換時期ではありますが今回はブレーキパッドのみの交換になります。

交換作業に入る前に車両の裏画面に入り、ブレーキパッド交換作業モードにしておきます。

今回はDIXCELのブレーキパッド・パッドセンサーを使用します。

外したブレーキパッドを確認するとパッドセンサーが削れるまで減っていました…

新品のブレーキパッドを組み付ける前に面取り作業を実施し、鳴き止めの対策をします。

組み付け後、各部の復元をしタイヤを取り付けてロードテストを実施して最終確認をします。

パッドセンサー摩耗の警告が出ており、故障コードが入力されていたので診断機にて故障コードを消去します。

この度は、弊社をご利用いただき誠にありがとうございました。

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Aston Martin DB11 ヘッドライトスイッチ交換

アストンマーティン DB11のヘッドライトスイッチ交換にてご入庫いただきました。

ヘッドライトスイッチが壊れてしまったので交換して欲しいとご依頼をいただきました。

今回は、スイッチ本体の交換必須ということで、事前に部品を取り寄せさせていただきました。

早速作業スペースへ車両を移動し、交換作業へ入って行きます。

スイッチを確認すると、回転部分が外れてしまい、
スイッチを正常な作動させるのが困難な状態となってしまっていました。

外そうとすると案の定スイッチ部分のみ外れてしまいました。

新旧品です。

スイッチ交換時には上記部品にてASSY交換となります。

ライトスイッチはヘッドライトやスモールランプの点灯を操作する重要な部品です。
不具合が発生すると、操作に対して反応しにくくなるなどの症状が現れる場合があります。

交換後は各ポジションでの作動確認を行い、

ヘッドライト・スモールランプ等全ての灯火類が正常に作動することを確認し、作業完了となります。

この度は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。

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Mercedes Benz Station Wagon C180 車検整備一式 ブーストコントロールアクチュエーター交換

メルセデスベンツC180ステーションワゴンにお乗りのお客様、車検にてご入庫いただきました。

以前別の車両でご入庫いただいておりましたが、最近乗り換えられたばかりという事で今後心配なくお乗りいただけるようお車の状態を確認していきます。

点検作業をしていきます。
灯火類、ワイパーの拭取り状態、ウィンドーウォッシャーの噴射状態等点検します。
エラーコードを確認します。


今回、サーモスタットの電気的異常(P059700)とターボチャージャーのブーストプレッシャーが低い(P029921)というコードが入っていました。
試運転をしたところエンジンの回転状態に異常があるようには感じられないのですが、ターボエンジンにしてはトルクが薄い印象です。
現状の結果を踏まえお客様と相談の上サーモスタットについては今回様子見、ターボチャージャーの異常についてはさらに診断することとなりました。

エンジンルームのその他の点検作業を進めていきます。
バッテリーの状態、ブレーキフルードの吸湿状態や量、冷却水の濃度と量、エンジンオイルの量と汚れ、補器ベルトとテンショナーの状態、エアクリーナエレメントの汚れ、配線、配管の異常、オイル漏れ、冷却水漏れ等点検していきます。

補器ベルトに亀裂がありましたので交換時期となります。補器ベルトはオルタネーターなどエンジンの重要な補器類を回しているベルトで、もし切れたり外れたりしてしまうとオーバーヒートや充電不足により走行不能になる可能性があります。劣化があれば点検時など早めのタイミングで交換をおすすめいたします。

ブレーキ回りを点検していきます。
フロントブレーキはパッド残量とブレーキディスクの摩耗を点検したところ交換時期でした。
リヤも交換時期ではありますがもう少し使用することとなりました。

 

下回りを点検していきます。
フロントのサスペンションアームのブッシュに亀裂がありました。縦方向の力を受ける大きなブッシュですが経年劣化が進んでいるようです。

ターボチャージャーのブーストプレッシャー異常についてはさらに診断を進めたところ、ブーストコントロールアクチュエーターに不具合が有ることが判明しました。

点検と診断の結果に基づき見積をご案内いたします。

承認をいただいた作業について部品の手配と作業を進めます。
エンジンオイルとオイルフィルターを交換します。

 

補器ベルトとベルトテンショナーを交換します。ベルトを張るためのテンショナーも経年劣化で張る力が減衰してしまうので、できるだけテンショナーもセットでの交換をおすすめします。

 

フロントブレーキパッドを交換します。パッドの摩耗はもちろんですがディスクもかなり摩耗しています。
ディスクが摩耗してしまうと熱容量が減少しフェードなどが起きやすくなってしまいます。他にもディスクを交換しないと新品のパッドにしても異音の原因やフィーリングの悪化に繋がりますので、輸入車は可能であればパッドとディスクの同時交換をおすすめいたします。

ホイールの洗浄をします。汚れがかなりきれいになりました。

今回お客様持込でタイヤ交換を実施しました。持込で作業も受け付けておりますのでご希望の際はご相談ください。

ブレーキフルードを交換します。しばらく交換していなかったようでフルードがかなり劣化、変色していました。念入りに交換します。

不具合を起こしているブーストコントロールアクチュエーターを交換します。
交換後はしっかりとエンジントルクが発揮され、明らかにパワーが上がりました。

エアコンフィルターを交換します。エアコンフィルターはエアコンを使用していると必ず汚れや臭いが付いてしまうので、点検毎か年1回の交換をおすすめいたします。

ワイパーブレードを交換します。

エアコンメンテナンスを実施します。
お車を購入された際など、過去のエアコン修理履歴が不明な場合はリセットの意味を含め実施をおすすめいたします。近年エアコンは必須のシステムですので状態維持、保護のためにも定期的な実施が効果的です。

まだ交換をした方が良い部品や整備が必要な個所がありますが、今後順次すすめていくこととなりました。
バッテリーの充電、洗車等お車のコンディションを調整し納車させていただきました。
この度はご入庫いただき誠にありがとうございました。
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Porsche Cayenne エンジンチェックランプ点灯 エンジン不調

ポルシェ カイエンのエンジンチェックランプが点灯し、エンジン不調が発生しているとのことでご入庫いただきました。
エンジンチェックランプが点灯する原因はさまざまです。

点火系統や燃料系統、センサー類など、複数の原因が考えられるため、診断機を使用して故障の原因を特定していきます。
まずは診断機を車両に接続し、エンジンコントロールユニットに記録されている故障コードを確認します。
診断の結果、1番シリンダーのミスファイア(失火)に関する故障コードが入力されていました。


ミスファイアとは、エンジン内部で混合気が正常に燃焼しない状態のことです。
失火が発生すると、エンジンの振動やアイドリングの不安定、加速不良などにつながる場合があります。
今回は1番シリンダーで失火が検出されていたため、この部分を中心に詳しく点検していきます。
診断機のデータストリーム機能を使用して、ミスファイアカウンターを確認します。


ミスファイアカウンターは、エンジン制御システムが検出した失火の発生状況を確認するためのデータです。
数値の変化を確認することで、失火が発生しているシリンダーを特定する手掛かりになります。
実際にエンジンを作動させながら確認したところ、1番シリンダーのミスファイアカウンターが上昇していくことを確認しました。
この結果から、1番シリンダーで失火が繰り返し発生していると判断しました。
故障コードを確認するだけでなく、実際のデータの変化を確認することで、現在発生している不具合の状況を把握していきます。
失火の原因として、イグニッションコイルやスパークプラグなど、点火系統の不具合が考えられます。


原因を絞り込むため、1番シリンダーと2番シリンダーのイグニッションコイルを入れ替えて、症状の変化を確認しました。
イグニッションコイルは、スパークプラグで火花を発生させるために必要な高電圧を作り出す部品です。
この部品に不具合が発生すると、正常に点火できず、ミスファイアにつながることがあります。


入れ替え後に再度ミスファイアの発生状況を確認したところ、1番シリンダーで発生していた症状が2番シリンダー側へ移行しました。
部品を入れ替えたことで症状も一緒に移行したため、イグニッションコイル本体の不具合と判断しました。
診断機のデータと実際の点検を組み合わせることで、故障の原因を絞り込んでいきます。
故障原因が特定できたため、不具合のあるイグニッションコイルを交換しました。


故障している部品を特定してから交換することで、必要な修理を的確に行うことができます。
交換後は診断機を使用して故障コードを消去し、修理後の状態を確認するためロードテストを実施しました。
実際に車両を走行させ、エンジンの状態や加速時のフィーリングなどを確認します。
修理前に発生していたエンジン不調が改善しているかを確認することは、整備において重要な工程です。
必要に応じて走行後にも診断機で故障コードやミスファイアカウンターを確認し、異常が再発していないかを点検します。
部品を交換するだけでなく、修理後の状態まで確認することで、安心してお車をお返しできるよう努めています。
エンジンチェックランプの点灯や、エンジンの振動、加速不良などの症状は、放置すると不具合が悪化する可能性があります。
特に、エンジンチェックランプが点滅している場合や、エンジンの振動が大きい場合は、走行を控えて安全な場所に停車し、整備工場へご相談ください。
お車の点検・整備・修理についてお困りの際は、お気軽にご相談ください。

この度は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。

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AstonMartin V12Vantage Roadster 12ヶ月点検一式

アストンマーティンV12ヴァンテージ ロードスター 12ヶ月点検にて、ご入庫いただきました。

今回は消耗品の交換はなく法定点検の作業のみになります。

エンジンルームから点検していきます。

ブレーキフルードは専用テスターにてOKの判定でした。

アンダーカバーを外し、下回りの確認を実施。

交換作業はしていませんが、ドレンボルト・オイルフィルターの取付状態を確認しました。

ブレーキ回りも確認を実施。

タイヤを脱着したところビスが刺さっていました。

抜いたところエア漏れはしていませんでした。

空気圧を調整しロードテストでも空気圧に変化はなく問題ありませんでした。

バッテリーはテスターにて良好判定だったので、お預かり中に充電を実施。

点検・車検で、ご入庫いただいたお客様のキーバッテリー・非常用信号灯のバッテリーはサービスにて交換させていただいております。

診断機にて、エラーコードの確認を行い必要に応じて消去します。

作業完了後、メンテナンスリセットを実施。

この度は、貴重な1台のご入庫誠にありがとうございました。

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Aston Martin V8vantage クラッチ交換作業 ( ツインプレート化 )

今回はアストンマーティン V8 Vantageのクラッチ交換でご入庫いただきました。

ご来店時のご相談内容は、診断機で確認できるクラッチ摩耗指数の進行と、
発進時や低速走行時に発生するエンスト症状です。
オーナー様も以前からクラッチのつながり方に違和感を感じておられ、
交換時期を検討されていたことから、今回の作業をご依頼いただきました。

まずは車両の状態確認を実施しました。
専用診断機にてクラッチ摩耗指数を確認したところ、摩耗が進行している状態を確認。
さらに場内での移動時にも実際にエンスト症状が発生し、
クラッチの摩耗による影響が現れている状態でした。
V8 Vantageのスポーツシフトはクラッチの摩耗が進むと発進時のフィーリング悪化や
変速時の違和感、エンストなどの症状が発生することがあり、
今回の症状もその傾向と一致していました。

診断結果を踏まえ、クラッチ交換作業を実施していきます。

V8 Vantageはトランスアクスルレイアウトを採用しているため、
一般的なFR車と比較して作業工程が多く、慎重な分解作業が必要になります。

関連部品を取り外しながらクラッチへアクセスし、摩耗したクラッチをVelocity製のツインプレートクラッチへ交換しました。

純正品シングルクラッチと比べて、材質・形の変え、約3.2kgもの軽量化に成功しています。

スロットルレスポンスの向上や摩耗に対する耐久性もアップしています。

 

交換後は機械的な作業だけで終わりではありません。

スポーツシフト車両ではクラッチ交換後に適切な学習を行うことが重要なため、
クラッチ学習リセットとエンジン学習リセットも実施しました。

蓄積された学習値を初期化し、新しいクラッチに合わせて制御を最適化することで、
本来のスムーズな発進性能やシフトフィーリングを取り戻していきます。

あわせてミッションオイルの交換もご依頼いただきました。

ドレンボルトとストレーナーフィルターは鉄粉汚れを綺麗に清掃します。

ミッションオイルは変速性能や内部部品の保護に大きく関わる重要な油脂類です。
クラッチ交換のタイミングで交換しておくことで、より良いシフトフィールとミッションコンディションの維持につながります。

さらに追加作業として、ヘッドライトのロービームおよびハイビームバルブをLEDタイプへ交換しました。
交換前はロービームとハイビームで発光色に差がありましたが、LED化によって色味が統一され、
フロントフェイスの印象もより現代的な仕上がりになりました。
夜間走行時の視認性向上だけでなく、見た目の満足度も高いアップグレードです。

最後に光軸調整を実施しました。

すべての作業完了後に試運転と最終チェックを実施しました。
気になっていたエンスト症状は解消され、発進時のクラッチミートも非常にスムーズになりました。
また、シフトチェンジ時のフィーリングも改善され、
ツインプレート化したクラッチによるスロットルレスポンスの向上は肌で感じることができました。
ヘッドライトについてもハイビームとロービームの色味が揃い、
オーナー様にも大変ご満足いただくことができました。

クラッチは消耗部品のため、摩耗が進行すると発進時の違和感や変速フィーリングの悪化だけでなく、
エンストなどの症状につながることがあります。
V8 Vantageで同様の症状が気になる方は、早めの点検と診断をおすすめします。
クラッチ交換のような駆動系の整備から、今回のような灯火類の変更まで、ご要望に合わせてご対応させていただきます。

この度は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。

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Ford KUGA 1.6 ECOBOOST TITANIUM タイミングベルト交換

フォード クーガ 1.6エコブースト タイタニアム

ヨーロッパフォードが長年培ってきた優れたシャシー性能と、SUVならではの実用性を融合したミドルサイズクロスオーバーSUVです。

コンパクトな排気量から力強いトルクを生み出すエコブーストエンジンと、ドライバーの意のままに応える軽快なハンドリング。

そこには、日常の使い勝手を大切にしながらも、運転する楽しさを決して忘れないヨーロッパフォードの哲学が息づいています。

今回はタイミングベルト交換をご用命いただき、ご入庫の運びとなりました。
日本国内ではレアなフォード車の整備も当店へお任せくださいませ。

前回のフォード車整備記事はこちら↓

Ford Focus 1.5 ecoBOOST タイミングベルト交換

ご入庫は車両を整備ブースへ移動、タイミングベルト交換作業にあたります。

補器ベルトやエンジンマウント等の周辺部品を取り外し、タイミングベルトへアクセスします。

カムシャフト及びクランクシャフトの位相ズレ防止のためにSSTを使用し、固定します。

1.5L/1.6Lエコブーストエンジンはクランクシャフト側のタイミングベルトスプロケット、及びクランクプーリーにクランクシャフトと適正な位置で嚙み合うためのキー溝が刻まれておりません。

またクランクプーリーにはクランク角センサーがパルスを検知するための規定位置が存在します。

クランクプーリー、及びスプロケットを取り外した後に万が一クランクシャフトを回転させてしまうと適正なタイミング位置でクランクプーリーを取付けることが不可能になり、エンジン始動不能に陥ります。

フォードのタイミングベルト交換は適切な整備マニュアル、SSTを所有する整備工場へのご入庫を強くおすすめさせていただきます。

SSTを用いてクランク、及びカムシャフトプーリーロック後にタイミングベルト、ウォッシャーポンプ関連を取り外し。

ウォーターポンプの取付面はオイルストーンを用いて清掃します。

ウォーターポンプ新旧比較。

旧品は冷却水漏れやインペラ軸のガタ等は見受けられず、比較的良好な状態でした。

新品部品取付け時は規定トルクで締め付け。

タイミングベルト新旧比較。
ベルトテンショナー、及びクランクプーリーボルトも同時交換いたします。

取り外したタイミングベルト。
若干のヒビは見受けられるものの、比較的良好な状態と言えるでしょう。

前述の通り、クランクプーリーにはキー溝が刻まれていません。

クランクポジションセンサー取付け部にSSTを取付け。
クランクプーリーを規定位置に合わせて取付けます。

タイミングベルト交換後は周辺部品を復元。
補器ベルト、テンショナー、アイドラーも併せて交換します。

フォードエコブースト系エンジンはエンジンマウントを脱着しなければベルトテンショナー関係の交換が困難なケースが少なくありません。

補器ベルト関係もタイミングベルト交換時に同時交換されることをおすすめいたします。

エンジンへ冷却水を規定量充填。

スパークプラグも同時交換。
新品部品はNGK製をチョイス。

各種作業後にロードテスト等、最終チェックを実施。
車両に不具合が見受けられないことを確認し、整備完了とさせていただきました。

 

実用性の中に、走る歓びを。

欧州フォードが育んできたその思想を受け継ぐクーガ。
これからも街中からワインディングロードまで、オーナー様の行く先々に心地よいドライビングフィールをもたらしてくれることを願い、最善のコンディションでお返しさせていただきました。

 

この度は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。

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整備の四方山話 ~エンジンオイルについてVol.1 SAE粘度~

自動車のメンテナンスにおいて、最も身近な存在とも言えるエンジンオイル。
当然ですがエンジン内部に適切なエンジンオイルが充填されていなければ、エンジン破損等のトラブルに繋がり安全に走行することができません。

エンジンオイルには、潤滑・冷却・清浄・密封・防錆といった、エンジンオイルとして要求される基本的な性能・役割が土台として存在します。

その土台の上に、

・スポーツカーには高温、高負荷時でのエンジン保護性能が高いオイルを
・燃費性能を重視したハイブリッドカーにはエンジン稼働時のフリクションロス低減を第一に、できるだけ低粘度のオイルを
・低燃費と豊かなトルクを兼ね備えたクリーンディーゼルには、排出ガス浄化装置の保護成分を含有したオイルを

といったような、エンジンの構造や使用環境によって異なる性能がエンジンオイルに要求されます。

そのため、「高価なオイル=良いオイル」と考えるのは半分正解で半分間違いです。
大切なのは、単に高価なオイルを選ぶことではなく、そのエンジンに適したオイルを選ぶこと。

 

今回から不定期でお届けする「整備の四方山話」。

まずはエンジンオイル選びの基本となる「SAE粘度」について少し掘り下げてみたいと思います。

●SAE粘度とは?

エンジンオイルの容器に記載されている「0W-20」や「5W-30」といった数字。
これらはSAE(米国自動車技術者協会)が定める粘度分類で、オイルの温度に応じた粘度特性を表しています。

 

例えば「5W-30」の場合。

前半の「5W」は低温時の始動性やオイルの流動性に関係する区分で、WはWinter(冬)を意味します。
数字が小さいほど低温流動性に優れ、ドライスタート防止や始動性が高いオイルと判断できます。

一方、後半の「30」は高温側の粘度グレードを表しています。
こちらは主に油温100℃における動粘度と、150℃における高温高せん断粘度(HTHS粘度)によって区分されています。

「5W-30」と「10W-30」を比較した場合、「5W-30」のオイルの方が全体的に柔らかい(サラサラしている)と考えがちですが、その認識には注意が必要です。

低温流動性を示す「〇W」の部分はあくまでも低温時(クランキングやエンジン始動直後)の粘度、「30」の部分は高温時(エンジン暖機後や高負荷時)の粘度。

・「5W-30」は「5W」の低温時粘度を有し「30」の高温粘度を有するオイル
・「10W-30」は「10W」の低温時粘度を有し「30」の高温粘度を有するオイル

と考えると、例に挙げた「5W-30」のオイルの方が全体的に柔らかい訳ではないと認識いただけると思います。

では高温側の数字が大きければ大きいほど、エンジン保護性能が高いのか?
実はそう単純な話ではありません。

エンジン内部のクリアランスやオイルポンプの特性、潤滑系統の設計によって適切な粘度は異なります。

また、SAE粘度はあくまで粘度特性を示すものであり、「エンジンオイルの品質そのもの」を評価する規格ではありません。

どのメーカー、どの銘柄のエンジンオイルパッケージに必ずといっていいほど記載のあるSAE粘度ですが、その実、エンジンオイルを選ぶにあたって「数多く存在する物差しのひとつ」に過ぎないのです。

では、どのようにご自身の愛車にマッチしたエンジンオイルを選ぶべきか?
メーカー、車両、エンジンによって各々定められた「規格」をチェックするべきと考えます。

次回は「エンジンオイルの規格」について少し掘り下げてみようと思います。

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Ferrari GTC4Lusso ウォッシャー漏れ修理

フェラーリ GTC4ルッソ ウォッシャー漏れにて、ご入庫いただきました。

ウォッシャータンクとネック部分を接続するグロメットが経年により変形しておりました。

フェンダーライナー等を復元し、漏れがないことを確認して作業完了となります。

この度は、弊社をご利用いただき誠にありがとうございました。

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