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Aston Martin RapideS ABSモジュール修理

アストンマーティン ラピードSのABSモジュール修理となります。

今回は、業者様からのご依頼となります。
メーター内に

・トラクションコントロールイチジオフ
・ABS/DSC ハヤイジキニテンケンヒツヨウ
・ABSチェックランプ点灯

が表示されているとのご用命を受け、車両お預かりさせていただきました。

アストンマーティン純正診断機にてまずは診断を進めさせていただきます。
診断機をあて、故障コード一覧を確認します。

エンジン関係には汎用テスターを繋いだ際に入力してしまうP1923/U0115が右バンクに確認され、
左バンクには触媒効率低下を示すコードP3070/P3071の入力がありました。

エンジン不調な時があったとのことで症状は出ておらず、
・ポンプコネクター溶損点検
・フューエルプレッシャー数値実測値
それぞれ点検し良好なことを確認しました。

また、触媒効率低下のコードがありましたので、O2センサーの波形を確認しましたが
大きな乱れはありませんでした。(写真を撮り忘れてしまいました。。。)

症状が出ていないこともありましたので、O2センサー交換または故障コード消去で様子見を提案させていただきました。
O2センサーは上流側4本下流側4本の合計井8本(約5万円/1本)の部品費用を鑑み今回は、様子見にてご了承いただきました。

EBS(Electronic Braking System Module)にはABSポンプ故障の関するコード40201Cの入力がありました。
こちらがABSチェックランプ点灯に繋がっております。

まずはABSモジュール接続部のコネクター部に断線や劣化がないことを確認します。

配線まわりに異常がないことを確認できました。

当初、本体交換にてご案内させていただいたのですが、
新品は国内在庫なし本国オーダーで高額となるので修理でとご用命いただきました。

同業他社様からのご提案ということで、信頼のおける修理業者様もご存知でご紹介くださり、
今回は、ABSモジュールの現品修理にて作業を進めさせていただきました。
早速、取り外し作業へ入ります。
左フロントのタイヤハウスの内側にABSモジュールはあります。

ブレーキフルードが垂れてしまうのでしっかりまわり飛び散らないように保護やキャップとなるものをつけておきます。
今回は、専門の業者様にて修理ですので梱包し、修理業者様へ発送しました。
基盤だけでなく、モーター部分もだいぶ腐食してしまっていたとのことです。
下記写真はモーター部分で、返送していただき中を確認することができました。

修理後のABSモジュールです。

早速取付け作業へ入ります。
取付け後はフルード漏れ等入念にチェックしますので、よりわかりやすいようにしっかり清掃清掃しながら取付けます。

取付け後、純正診断機にてエア抜き作業を行っていきます。
純正診断機にてブレーキシステムブリードという項目がありますので、
ABSポンプを意図的に動かしエア抜きをすることが可能です。
ここからは診断機の指示に従います。

純正テスターの指示に従い、各ブリーダーより十分エア抜きができました。
遂にコンプリートです。
最後にロードテストテスト実施し、フルード漏れがないことを確認しその上で故障コードが再入力しないか確認しました。

無事にメーター内の表示も消えました。

ABSモジュールの脱着が伴う作業は純正診断機を使用した作業が伴います。

弊社では、アストンマーティンに限らずポルシェ・BMW・メルセデスベンツ等輸入車メーカーを中心に純正診断機を取り揃えておりますので、
同業他社様からのご相談もお受けいたしております。

また、カーユーザー皆様のお困りごと等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ!

最後に各部機能チェックをご納車させていただきました。

この度は、ご用命いただき誠にありがとうございました。

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