Alfa Romeo 156 パワステポンプ交換 | アストンマーティン・ポルシェ・外車・輸入車販売・車検・整備・点 検・修理・ASTONMARTIN・PORSCHE

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Alfa Romeo 156 パワステポンプ交換

アルファロメオ 156のパワーステアリングポンプの交換となります。

当初、アストンマーティンV8vatageにてご入庫いただいていたお客様より、アルファロメオも整備可否のご相談をいただきました。
他社様にてパワーステアリングホース等の交換整備はしたが、ポンプの動きが悪くポンプからオイルが漏れてしまっているが、
交換歴がない為、整備できるところをお探しになっていたとのことでした。
事前に整備手順書にて整備の可否を確認し、弊社でも整備歴はありませんが、
整備自体は可能であることをお伝えし、作業のご用命をいただきました。

早速交換作業へ入っていきます。

エンジンルーム内がかなり狭く上からはポンプを取り出せなそうでした。

パワステポンプを取り出すことができました。
黄色い丸付近に装着されており、上から取り出せないことがわかり、車両をリフトアップし下側から取り出すことができました。

新旧品で、左側が壊れているポンプです。
黄色い丸の部分がかなり斜めになってしまっているのが分かります。
手で回してみるとかなり抵抗がありました。
今回は、純正品が既に生産終了されてしまっている為、社外優良品を特別にお客様手配にて交換作業をさせていただきました。
取付作業作業後、エア抜き作業に入ります。

フルードを補充し、タイヤを動かしてエアを抜いてくいきますが、かなりエアが入ってしまっています。
エンジンオンでもハンドル末切りを繰り返しエア抜き作業を続けていきます。
ポンプ故障の影響により、エア抜き作業時に上がってきたフルードが鉄粉が混ざった状態となっていましたので、
フルード交換作業も同時にさせていただきました。

安全なことを確認しロードテストテストを繰り返し、徐々にエア減ってきましたがまだ残っており、
ハンドルを切るとポンプが唸るような音が鳴り、タンクを確認しるとエアがまだ出てきております。

かなり時間をかけてエア抜き作業を実施させていただき、無事に綺麗なフルード状態を保てるようになりました。
最後に長めにロードテストを実施後に異常がないことを確認しエンジンルームを清掃させていただき作業完了となります。

また、今回お客様のご要望にて足回りブーツ類に破れや亀裂等の整備必要箇所があるかの確認依頼いただきましたので、
リフトアップ時についでに確認させていただきました。

特段、整備が必要な箇所はありませんでしたので、なるべく分かりやすいお写真にて共有させていただきました。
普段は確認することができない所ではありますので、このようなご相談やご希望ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフ一同、できる限りユーザー様に寄り添った整備を心掛けて参ります。

この度は、整備のご依頼誠にありがとうございました。

 

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