メルセデスベンツC200 法定24ヶ月点検(車検)
メルセデスベンツC200
法定24ヶ月点検にてご入庫いただきました。

法定項目に従い各部点検を行っていきます。

まずはエンジンルームから作業に入ります。


バッテリーの点検を行います。
年数が経ち劣化が進むと始動時に車への負担が大きくなり、バッテリー上りも引き起こします。
早めの交換をすることで車への負担も低減されます。

ブレーキフルードの点検をします。
こちらも年数が経ち交換を怠っていると水分を吸収し沸点が低下して最悪の場合ブレーキが効かなくなる恐れがあります。
2年毎の交換がおすすめです。



交換が終了したら液面の調整をします。

冷却水の点検をします。
液面の調整と同時に添加剤の注入をおすすめします。
添加剤をいれることでより長く性能を維持できます。

エアークリーナーエレメントの点検をします。
清掃を実施しゴミなどを取り除き必要な量の空気を吸入できるようにします。
あまりにも汚れていて劣化しているものは交換します。

エンジンオイルの交換をします。
交換前に専用のフラッシング剤でエンジン内部の異物や汚れを取り除いて洗い流します。


オイルを抜いたら規定トルクでドレンボルトを締めます。

併せてオイルエレメントも交換します。

新しいエンジンオイルを入れる際に添加剤を入れるのをおすすめします。
エンジン内部の摩耗を防ぎ保護しエンジン性能の低下を抑えます。

オイルを入れたらレベルゲージで油量を確認します。

エアコンメンテナンスをします。
ガスを回収し規定量のガスを注入します。

メンテナンス後に添加剤を注入することでコンプレッサーの寿命を長くし冷却性能を向上させます。

足回り・下回りの点検をします。

締め付け確認をしボルト類の緩みがないか確認します。


ブレーキパッドの残量を確認します。
5mm以下になると交換推奨です。


点検時にタイヤの脱着をし普段手の届かないホイール内側を清掃します。


ワイパーのゴム部の点検をし必要に応じ交換します。
ゴム部が劣化すると捌けが悪くなり運転に支障がでます。点検毎の交換をおすすめします。

エアコンフィルターの点検をし必要に応じ交換します。
定期的に交換することで目詰まりや悪臭を防げます。

こちらの車両はブレーキランプのバルブが切れており車検不適合なので全数新品に交換しました。

フューエルキャップのひもが切れている為、交換します。




燃料の添加剤を注入します。
添加剤を入れることで燃料ラインの洗浄、タンク内の防錆などがあります。


年数や保管状況によってヘッドライトは黄ばみが生じます。
専用の溶剤で磨いてあげることにより綺麗さが蘇りヘッドライトの光量も回復します。

車検を受ける前に専用のテスターで光軸とサイドスリップを調整します。


適正な位置に調整しました。

光度も問題ありません。

作業完了後にエンジンルームを清掃します。

この度は車検でのご入庫誠にありがとうございました。