ASTON MARTIN Rapide ブレーキ鳴き 修理(YONE MOTORS オリジナルブレーキパッド 交換)

お客様より”ブレーキ鳴きが気になるのでブレーキパッドを交換したい”とのご依頼をいただきご入庫。
ロードテストを行うと、数か所からブレーキ鳴きが発生してしまっている状態でした。
また、ブレーキペダルを踏んだ時の感覚が純正と異なり、カタい印象でしたので、
ブレーキパッドが原因の鳴きと判断しました。



早速ブレーキパッドを取り外すと、前後共に社外品のブレーキパッドが取り付けられていました。
残量はまだまだある状態でしたが、パッドシムは取り付けられておらず鳴きが出やすい状態となっていました。



弊社のオリジナルブレーキパッドは、鳴き防止の為の面取り加工がされており、
専用のパッドシムの取り付けも行いますので、鳴きの出にくいブレーキパッドとなっているのが特徴です。
また、取り付け時には、必要箇所に鳴き防止剤等の塗布を行っていますので、より鳴きにくくなっております。


キャリパー本体や、周辺の金具など一式を清掃後給油し、ブレーキパッドを組み付けていきます。

組付け後は、ロードテストを行い、ブレーキの効きや鳴きが出ないことを確認。
しばらく走行し、熱が入った状態でも鳴くことはなく快適な乗り味のお車となりました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
※弊社ではRapideの他にもDB9やV8 Vantageなどのオリジナルブレーキパッドもご用意しておりますので、
お気軽にお問合せください。
ASTON MARTIN DB9 トランスミッション警告・エンジンチェックランプ点灯 修理になります。


お客様より、メーター上に警告灯が点灯し、エンジンとミッションの異常を示すメッセージが出るとのことで、
修理のご依頼をいただきました。
早速アストンマーティン純正テスタにて、故障コードの読み取りを行うと、
エンジンとトランスミッションのコンピューターにトランスミッションの滑りを示す故障コード(P0736)が入力されていました。



一度故障コードを消去しロードテストを行うと、特定の条件での変速時に違和感を確認。
普段から様々なお客様のアストンマーティンを整備させていただいておりますので、
少しの違和感でも異常であることに気付くことができます。
また、しばらく走行すると、チェックランプと共に異常を示すメッセージが点灯。
すぐに純正テスタにてコードの読み取りを行うと、一度消したはずのコードがトランスミッションに再入力していました。

症状としては変速の不具合でしたので、オートマチックトランスミッションフルードの状態を点検。
状態は悪くはなかったのですが、アストンマーティンの定める規定の条件で油量を測定すると、
量が少なくなってしまっていました。
DB9は年式によってはATFが漏れやすい場所があるのですが、今回の車両はどこにも漏れが確認できず。
トランスアクスルタイプのミッションの為、念の為デフ内部にATFが回ってしまっていないことも点検し、
異常ありませんでしたので、ATFを補充し規定量にしたところ、症状も消えコードの再入力もなくなり修理完了となりました。



警告灯の修理完了後、各部の機能チェックをさせていただいた所、
フューエルフラップ(給油口)の開きが悪いのとグローブボックスダンパーの不具合を確認。
お客様にお伝えしたところ、修理のご依頼をいただきましたので、こちらも追加で修理させていただきました。

最後にロードテストを含め、再度整備箇所を確認。
異常がないことを確認し、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB11 メンテナンス (ブレーキパッド交換・エンジンオイル交換)

前後のブレーキパッドとエンジンオイル交換のご依頼をいただきました。
事前に連絡をいただいていましたので、部品を本国よりご用意させていただき作業をさせていただきました。







前後のブレーキパッドを純正の新品へ交換します。
組付け時には各部を給油し組付け。
ホイールの裏側など関連整備箇所を清掃させていただき復元します。
DB11のリアパッドは振動をコントロールする重りが取り付けられており、鳴きを抑制しています。


エンジンオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
交換に必要な消耗品は全てアストンマーティン純正品にて交換をさせていただいています。

最後に各整備箇所を再度確認。
ロードテストにてブレーキの効きに異常がないことやオイルの滲み等ないことを確認し、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB9 ドアロックできない時がある 修理になります。


お客様より「ドアをロックしようとしても、はじかれてしまいドアロックできない時がある」とのことで、
修理のご用命をいただきました。
実際に、室内やキーのロックボタンを押し確認すると、やはりロック作動が失敗してしまうことがありましたので、
ドアラッチなどの関連部品を発注し交換させていただくこととなりました。




部品到着後、ドアの内張を取り外し分解を進めていきます。
ドアロック関連の部品の取り外しにはウィンドウレギュレーターなどの取り外しが必要となります。
アストンマーティンのDB9やV8 Vantageは今回の様ににロックができない不具合は珍しくはなく、
経年によりドアラッチ内部の動きが悪くなったり、写真赤丸部の様にアウターワイヤーが折れてしまっていることもあります。
今回は、ドアラッチの交換歴もなく、ワイヤーも損傷してしまっていましたので両方を交換させていただきました。




左右の部品交換し、窓の調整を実施。
各部を復元し、ドアロックやパワーウィンドウの作動に異常がないことを確認。
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V8 VANTAGE メンテナンス(車検整備)になります。



先ずは各部機能チェックを実施。
灯火類やエアコンなど、普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認。
アストンマーティン純正テスタにて、各モジュールの故障コードの入力の有無やクラッチの状態を点検します。





エンジンルーム内の点検を行っていきます。
エンジンルーム内では、ホースなどに亀裂がないことや油脂類の漏れがないことを点検していきます。
ブレーキフルードの吸湿率を測定すると4%以上と多く吸湿してしまっていましたので、
ブレーキフルードの交換もさせていただきました。






エンジンオイルも劣化していましたので、交換をさせていただきました。
V8 Vantageは、ドライサンプ式のエンジンの為、複数個所からのオイルの抜き取りが必要となります。
オイル交換時に必要な消耗品は全て、信頼性の高いアストンマーティン純正品にて交換をさせていただいております。
また、オイル充填時には、油膜の強化とエンジン内部の洗浄交換を高める添加剤を添加。
メカニカルノイズが減り、滑らかなエンジンフィールのお車となりました。

その他下回りの締め付け状態やブッシュの状態を点検。
ホイールを取り付けお車をリフトから降ろします。


エアコンフィルターが汚れていましたので、交換をさせていただきました。
フィルターが汚れると噴き出し口から出てくる風が弱くなったり、悪臭の原因となることがありますので、
定期的な交換がおすすめです。



その他、お客様からご依頼いただいていました、異音や不具合を修正。
車検時には非常信号灯の有効期限や電池式の場合は点灯状態も点検を実施。
各部必要箇所を調整し、車検を更新しました。





最後にテスタにて故障コードのリセットと、メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルをリセット。
各整備箇所の清掃を行い、バッテリーなどのコンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN Vanquish エンジンコンピューター(PTEC)交換・オーバーヒート修理になります。

走行中に冷却水が噴き出してしまいロードストップしてしまったとのことで、修理のご依頼でご入庫。
車両の状態を確認すると、エンジンの調子は悪く、噴き出した冷却水によりエンジンルーム内も汚れてしまっていました。
また、少し前から調子が悪く、エンジンコンピューターの交換もご用命もいただいていましたので、
エンジンコンピューターの交換を含め作業を進めさせていただくこととなりました。



エンジンコンピューター(PTEC)はバンクごとにありますので、合計2つあるのですが、
右バンク(プライマリー側)のエンジンコンピューターに不具合がでていましたので、
コンピューターを取り外し新品へ交換をさせていただきました。






エンジンコンピューターはただ交換しても、内部のプログラムがマッチしておらず、
また、鍵の情報なども管理していますので、交換後、アストンマーティン純正テスタを使用しての、
プログラミング作業が必要となります。
プログラミングの条件には安定した電源供給が必須事項となりますので、
電源を供給しながら慎重に作業を進めます。
プログラミング後は、鍵の情報の登録作業や、クラッチやエンジンの学習を行い
エンジンコンピューター交換作業は完了となりました。



次にオーバーヒートの修理に移ります。
漏れ箇所特定の為、冷却水を少し足し加圧すると、
ラジエターの樹脂製サイドタンクが劣化により割れてしまい冷却水が漏れてしまっていました。
オーバーヒートにより漏れた時は相当な勢いで噴き出したのか、
ラジエター周辺は冷却水により汚れてしまっていました。
割れてしまったラジエターはもちろん、ウォーターポンプやサーモスタット、ラジエターホースなど、
経年により劣化するものは交換をご提案させていただきました。





おすすめさせていただいた劣化した部品を交換していきます。
ラジエターはサイドタンクが樹脂製からアルミ製となり、対策されていました。
サーモスタットやウォーターポンプも交換させていただき、これから安心して乗っていただけるお車へと仕上げていきます。




その他外した外した部品を清掃しながら組み付け。
噴き出した冷却水による汚れもきちんと落とし、見た目にも気持ちの良いエンジンルームとなりました。

作業完了後は、ロードテストを行い、冷却水などの漏れなどないことを確認。
アストンマーティン純正テスタにて各モジュールに異常なコードの入力がないことをチェックし、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V8 VANTAGE 右フロントウィンカー点灯しない 修理になります。


お客様より、右フロントウィンカーが点灯しなくなってしまったということで、修理のご依頼をいただきました。
入庫した際にウィンカーの作動チェックをすると、ヘッドライト内のウィンカーが点灯していませんでした。
Vantage系のウィンカーやスモールランプはLEDのタイプになる為、
本来でしたらヘッドライトごとの交換とになるのですが、部品代が高額になってしまうため、
弊社では該当箇所の現品修理もご提案させていただいております。
(※新品交換も可能です。)



今回はお客様より現品修理にてご依頼いただきましたので、ヘッドライトを取り外し内部の修理を実施。
修理後は各部の点灯チェックを行い、ヘッドライトの向きをヘッドライトテスターを使用し再調整します。

最後に全ての灯火の点灯チェックと故障コードのリセットを行い、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN Vanquish メンテナンス (12ヵ月点検整備・タイロッド調整)になります。

先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの作動など、普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認します。



お客様よりタイヤの空気圧の警告が点灯する時があるとのことで、タイヤの空気圧を確認。
規定値が”フロント250・リア260″に対し、”フロント210・リア220″と低下していました。
その後、アストンマーティン純正テスタにて故障コードの読み取りを行うと、
空気圧が低下しているという内容のコードが入力していましたので、
一度リセットし、空気圧調整後にコードが再入力しないことを確認しました。


ロードテストを行うと、真っ直ぐ走っている時にハンドルの位置が少しズレた状態となっており、
タイヤの状態を確認すると、右フロントタイヤの内側だけが摩耗してしまっていましたので、
タイロッドの調整にて直進状態のハンドルの位置とトー角の調整をさせていただきました。
調整後はハンドルの位置が改善され、ハンドリングもスムーズになりストレスのないお車となりました。



エンジンルーム内の油脂の状態や下廻りの締め付け状態など記録簿の内容に則り点検を行っていきます。
油脂類は、量や汚れ具合を目視で確認するだけでなく、各種専用の測定器を使用し劣化の状態を確認します。



エンジンオイルが汚れていましたので、エンジンオイルとオイルフィルターの交換をさせていただきました。
弊社では各種おすすめのオイルをご用意しておりますが、ご希望の銘柄などありましたら、
事前にご指定いただきご用意することもできます。
詳しくは、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください。





エンジンルーム内やホイールの裏側などを清掃しながら復元。
メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルや各モジュールへ入力した故障コードをリセットし、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB9 メンテナンス(車検整備・トランクリッド調整)になります。


先ずは各部機能チェックを実施。
灯火周りやエアコンなど、普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認。
アストンマーティン純正テスタにて各モジュール内の故障コードの読み取りを行い、
お車の状態をチェックします。



エンジンルーム内では油脂の状態やホースなどに亀裂などがないことを確認。
下回りでは、ボルトやナットに緩みがないことやブッシュの状態を点検します。
また、アストンマーティンは、シート下にバッテリーがある為、
シートを取り外しバッテリー専用テスタにて点検。
充電が必要な状態でしたので、充電にてバッテリーのコンディションを整えさせていただきました。


お客様より、トランクを閉めている時に、トランクリッドとバンパーが当たってしまい傷がついてしまうとのことで、
トランクリッドの高さを調整させていただきました。
DB9では当たりが強く、トランクが閉まりにくいお車や傷がついてしまっているお車も珍しくないので、
その様な場合は調整にて出来る限り改善させていただきます。

車検時に必要な箇所を各部調整し車検を更新します。


車検更新後は、メーター内に点検時期を知らせる、サービスインタバルをリセット。
各整備箇所に異常がないことを再度確認し、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB9 メンテナンス(12ヵ月点検・チェックエンジンランプ点灯 診断 修理・エンジン整備)になります。

先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやラジオなど、普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認します。




入庫時からメーター内にはチェックエンジンランプが点灯し
“EMISSION SYSTEM SERVICE REQUIRED”
と表示されていましたので、アストンマーティン純正テスタにて故障コードの読み込みを行いました。
すると、O2センサーの波形は大きく乱れてしまっており、吸排気関連のコードがいくつか入っていましたので、
関連性のある部品を実際に確認していくこととしました。
※メーターの言語設定を日本語に設定している場合は”ハイキシステム ハヤイジキニ テンケンヒツヨウ”と表示されます。


エアクリーナーの状態を点検。
予想通り、汚れてしまっていました。
アストンマーティンの12気筒エンジンは左右にエアクリーナーが取りつけられているのですが、
外側が吸気により汚れるだけでなく、エンジン内からの吹き返しによるオイルでの汚れが起きていることが多く、
エアクリーナー自体が湿ってしまいスムーズに吸気できずエンジン不調やチェックランプ点灯の原因となりますので、
定期的な点検と交換がおすすめです。
今回は清掃では対応しきれない状態でしたので、左右共に交換をさせていただきました。



また、エアクリーナーを取り外した際、エアクリーナーのすぐ上に取りつけられている
エアフロメーターの状態も確認させていただきますと、こちらも吹き返しによる汚れがありましたので、
エアフロメーターを取り外し清掃させていただきました。
こちらのセンサーは、吸入空気量の計量や吸気温度の測定をする重要な役割がありますので、
定期的な清掃をすることでトラブルを予防することができます。




O2センサー関連のコード入力があり、波形もレスポンスが悪く、特性のズレがみられましたので、
該当箇所のO2センサーを交換させていただきました。
今回は波形の乱れが大きかった為、O2センサーを取り外した際、触媒の状態をマイクロスコープにて点検。
若干ではありますが、触媒の一部が崩れてしまっていることを確認しましたが、
大きく崩れているわけではありませんでしたので、新品のO2センサーを取り付け復元させていただきました。
触媒コンバーターは、イグニッションコイルの不良などにより、失火した状態のまま走行してしまいますと、
発熱により崩れていってしまい、交換となってしまいますので、エンジンが振動するなどの不調があった場合には、
なるべく早めの修理が必要となります。

最後に、スロットルバルブの汚れによるチェックランプ点灯も珍しくありませんので、
スロットルバルブも取り外し清掃。
復元時にはOリングも純正新品へ交換させていただいております。

復元後は故障コードをリセットし、ロードテストにてアストンマーティンの定めるドライブサイクルを実施。
故障コードが再入力していないことや、波形にも異常がないことを確認しチェックランプの修理完了となりました。



エンジンルーム内の点検を行っていると、ベルトが劣化しヒビが入ってしまっていましたので、交換をさせていただきました。
交換時には、走行距離も多かった為、プーリーやテンショナーなども同時に交換させていただき、安心してお乗りいただけるお車となりました。



エンジンオイルが劣化していましたので、交換をさせていただきました。
オイル交換時に必要なドレンボルトやオイルフィルターなどの部品は、全て品質の高いアストンマーティン純正品にて交換をさせていただいております。
また、オイル充填時にはワコーズ社のスーパーフォアビークルを添加させていただき、メカニカルノイズが減り、滑らかなエンジンフィールのお車となりました。


お客様より、ドアダンパーの交換をご依頼いただきましたので、ドアダンパーを交換。
また、室内より走行中に異音がするとのことで、点検させていただくと、定番箇所のナットが外れ、
内部で遊んでしまって音が出ていましたので、しっかりと緩まないように固定し、快適にお乗りいただける状態となりました。






最後に、アンダーカバーやローター、ホイール裏などを清掃しながら復元。
ローターは錆が多く出てきていましたので、錆を落とした後、耐熱ペイントにて塗装をさせていただきました。

最後に各整備箇所を再度確認し、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。