Mercedes Benz GLE400d 4MATIC Sports 法定12ヶ月点検
メルセデスベンツ GLE400d 4マチックスポーツ
先進技術と高い快適性を融合させたプレミアムSUVでありながら、クリーンディーゼルエンジンならではのトルクフルな走りと優れた実用性を兼ね備えたモデルです。
あらゆる走行シーンにおいて安定した性能を発揮するその完成度は、現代メルセデス・ベンツの思想を体現する一台と言えるでしょう。

今回は法定12ヶ月点検をご用命いただき、ご入庫の運びとなりました。

ご入庫後は車両整備ブースへ移動、法定点検項目に沿って各部検査を実施いたします。
外部診断機を車両へ接続し、各種情報を読み取り。

当店はメルセデスベンツ純正診断機 XENTRY を所有しております。
純正診断機を用いて然るべき情報を読み取り、車両の状況が把握できることが当店の強みです。

車両をリフトアップし足まわり各部、並びにタイヤ残溝を点検。経年劣化や異常摩耗は見受けられませんでした。

フロントブレーキ点検。
パッド残量は約3mm、ディスクローターにも摩耗が見受けられ、間もなく摩耗限度を迎えてしまいます。

リアブレーキ点検。
パッド残量、及びディスクローターの状態は問題なし。
車格が大きい車両は必然的に車両重量も重くなり、タイヤやブレーキの摩耗速度が早い傾向にございます。
またタイヤ、ブレーキは運転をする際の安全性に直結する部分でもあり定期的な点検は不可欠です。
安全、快適な運転のためにも最低限、年に1度の法定点検をお受けいただくことをおすすめさせていただきます。

下まわり点検。
劣化、損傷箇所も見受けられず良好な状態です。

エンジンルーム点検。
昨今はエンジンカバー面積も大きくなり、ボンネットを開けるだけではエンジンと対面できないといった車両も少なくありません。
エンジンカバーを取り外し、各部点検。

エンジンからのオイル滲み、漏れは無し。補器ベルト関連の劣化、摩耗も進行しておらず良好な状態でした。
車両各部の点検結果をもとに作成したお見積りをお客様へご案内し、車検整備の方向性をヒアリング。
整備内容をご指示いただきました後に、整備作業着工とさせていただきました。

エンジンオイル交換作業から進めます。
エンジンオイルドレンよりエンジンオイルを排出。
樹脂製オイルパンを採用している車両も珍しくなくなってきました。

併せてエンジンオイルフィルターも交換。

エンジンオイルフィルターケース取付けの際はトルクレンチを用いて規定トルクで締め付け。

エンジンオイル新旧比較。
昨今のディーゼルエンジンは規制により排気ガス清浄化のためDPF (DPR)システムが搭載されています。
DPF (DPR)再生の際は燃料がエンジンオイルへ混ざり希釈され、エンジンオイルが持つ本来のエンジン保護性能をが低下します。
そのため燃料で希釈され、エンジン保護性能が低下してしまったエンジンオイルで車両を稼働し続けるとエンジントラブルに発展するリスクが高くなります。
オイルの劣化は性能低下やトラブルの原因となるため、定期的な交換と適切な管理が重要です。

エンジンオイルレベルはメータークラスター上で確認。
エンジンオイル量はエンジンルーム内に配置されたディップスティックでの目視確認ではなく、センサーによって管理される構造が一般的となってきました。
これにより温度や車両状態を考慮したより正確な測定が可能となり、オイル管理の精度が向上しています。
また、エンジンルーム内のレイアウト自由度の向上といった設計面でのメリットもあり、現代の高効率エンジンに適した構造と言えるでしょう。
ユーザーによる目視確認から車両側による管理へと移行している点も、近年のエンジン設計の特徴の一つです。

摩耗が見受けられたフロントブレーキ交換作業に移ります。

ブレーキパッド、及びディスクローターは純正品と同等の品質、信頼性を有するDIXCEL製をチョイス。
ブレーキパッドは低ダストかつストリートユースでのコントロール性を重視したMタイプをインストールします。

当店はブレーキパッド交換時にできる限りの 鳴き止め施工をさせていただきます。

パッド側面に鳴き止め施工。



摺動面には制動力に影響を及ぼさない鳴き止めグリスを充填します。




ブレーキパッド新旧比較。
旧品は摩材が消耗しきる手前、といった摩耗進行状態でした。


ディスクローター、パッドセンサーも併せて新品に交換し、車両へ組付け。

ブレーキキャリパーを車両に固定するためのサポート。
写真右側のスライドピンの動きが渋いとブレーキ引きずり等、トラブルの原因になります。

ブレーキ部品交換時に併せてメンテナンスを実施します。
キャリパーサポート、及びスライドピンを入念に清掃。
潤滑用に封入されていた古いグリスを除去します。

清掃後、新たにグリスを封入。
言うなればスライドピン部分を清掃し、新しくグリスを詰めた「だけ」。
しかし、この取るに足らないとも思われる作業がブレーキトラブルを未然に防ぎ、オーナー様に安心してお乗りいただける車両を仕上げるための重要な要素となるのです。

ブレーキ機構に万が一のトラブルが発生しないよう、然るべき手順を踏んで部品を組付けていきます。

法定点検の際はブレーキやショックアブソーバー、サスペンションアーム等の足まわり部品に緩みがないか、工具を用いて点検いたします。

オーナー様に安心してお乗りいただけるよう、しっかり点検させていただきます。


フロント、及びリアワイパーブレードを交換。


ワイパーの拭き取り性能低下は雨天時の視界不良に繋がりますので、定期的な交換をおすすめさせていただきます。

内気・外気エアコンフィルターを交換。
エアコンフィルターは埃やごみを吸着しすぎると目詰まりしエアコン吹き出し口からの風量低下、また経年によりカビ臭の原因にもなります。
快適にお乗りいただくためにも定期的な交換をおすすめさせていただきます。

内気エアコンフィルターに「わさびd’air(わさびデェール)」を取り付け。
わさびの抗菌成分(アリルイソチオシアネート)をエアコンユニットに拡散、カビやバクテリアの発生を抑えエアコンの不快臭の発生を抑制します。


排気ガス浄化に欠かせないAdBlueを補充。


メンテナンスインターバルをリセット。

当店は全車両、屋内保管となります。また車両保管中は適宜バッテリー充電をさせていただきます。

全ての整備作業後に最終チェックを実施、車両に異常が見受けられないことを確認し整備完了とさせていただきました。
時代の変化とともに、メルセデス・ベンツが追い求める「最善」のかたちは移ろい続けています。
それでもなお、「安全」という価値だけは揺らぐことなく受け継がれてきました。
その思想を支え続けるために、我々はこれからも最善の整備を行ってまいります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
Valuence AUTOMOTIVE YOKOHAMA
〒231-0801
神奈川県横浜市中区新山下2-5-9
TEL: 0120-152-008
————————————————————-